大切な「虎の子(=お金)」を減らさないためにも・・・
金融商品を取り扱う業者・自称専門家の中
には「自分が勧める案件に自分は投資しな
い、という怪しい人」がけっこういたりします。
「案件を他人には勧めるけど、自分は買わ
ない」という営業姿勢はかなり怪しい商品だ
・・・としか言いようがありません。
この点を確認せず、表面的な謳い文句、
美辞麗句ばかりの一見良さげに思える
セールストークにひっかかると、後に痛い
目(=損をする)に合う恐れが高くなります。
ただし、それ(自分でも投資する事)が
法律で禁止されている場合は別です。
たとえば、証券会社の営業マンは、ルールで
「証券会社に勤務する以上は株の売買をして
はいけない」などの規制がありますから、
証券マンが自分で買えない株を勧めてくる
のは仕方ないことです。
ここで言う「金融商品を取り扱う業者・自称
専門家」というのは、そういう規制に縛られて
いない人たちのことを指します。
「自分で運用していない人/運用している
けど結果を出せていない人」の言うがまま
に大事な資金を託すのは、相当キケンな
ことだと思います。
一歩間違えればタダの「詐欺」です。
投資のつもりで資産運用を始めた時点で、
もう既に損失を出すことが決定的になる
としたら最悪です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
伝統芸能や音楽やスポーツなどで例える
と、その矛盾・無謀さがよくわかります。
能の未経験者から指導をされても、自分が
能の分野で力をつけることはできないと
思います。
バイオリンを弾いたことのない人にバイオ
リンの弾き方を習う・・・なんてことはナン
センスです。
競泳の選手だったことがない人に競泳の
指導をされても、自分の記録が伸びること
はありません。
それなのに、人は「投資・投機・資産運用」
の類の話になると、コロッとその矛盾点を
突くことができなくなり、肩書だけを信じて
言わば素人・アマチュアの人の言うがまま
になってしまう傾向があります。
もちろん個人差があって、そうならない人
/しっかりした人もいらっしゃいます。
そういう人はお金の教養・金融リテラシー
を身につけている人だと思います。
そうしたワナにはまってしまうと、結局儲かる
のは「自分にその投資案件を勧めてきた
自称○○専門家だけ」・・・です。
ここを十分認識して、ヘンな人・話には
騙されないように気をつけることが、
大切な「虎の子」を減らさない・なくさない
ために必要なことだと思います。
私の著書 2冊+電子書籍11冊
お金の教養シリーズ 5冊
組織マネジメントシリーズ 4冊
ビジネス人生論シリーズ 2冊
(アマゾンの電子書籍読み放題に
該当しています)
http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC
記事を見逃したくない人はメルマガへどうぞ!