適切なプロセスを経るからこそ、求める結果に辿り着ける
右に回して数字を合わせ、
左に回して数字を合わせ、
再度右に回して数字を合わせる・・・。
昔からよくある「金庫の開錠」やマンション
の「郵便ポストの開錠」パターンです。
たった一つの数字・回転数を間違えるだけ
で金庫もポストも開きません。
逆に言うと、すべてを正しくなぞりさえすれば、
誰がやっても必ず開きます。
ダメな人はここで乱暴な発想をします。
数字を合わせるだけなら、 「右→左→右」
と3回も行ったり来たりせずに、 「右+右
→左」でやれば、都合2回で開くじゃない
か・・・と。
面倒な作業をして、あっちへこっちへ回す
よりも、あっちへ回して、こっちへ回すだけ
でいいじゃないの?・・・と。
「端折る(はしょる)」とも言いますが、
こうした短絡的思考は、成功から自分を
遠ざけます。
物事には「順番」というのがあり、
「経なければいけないプロセス」という
のがあるものです。
結果に対して必須(必要)なことをする
からこそ、求める結果が得られます。
適切なプロセスを経るからこそ、
求める結果に辿り着けるわけです。
それを自分勝手に自己流で省略してしまう
と、うまくいくものもうまくいかなくなります。
効率化はすばらしいことですが、効率化の
名の下に、必要最低条件を抹消してしまう
と物事は失敗に終わります。
右回り+左回りだけで開錠しようとすること
は「必要なことではなく、ただ自分がしたい
だけのこと」・・・です。
結果が欲しければ、結果に必要なことを
する・・・ことが大事です。
学生が社会人になって間もない頃~数年
は、まだこうした「結果に必要なこと」と
そうでないこととの見極めができていない
期間です。
だからこそ、先輩社員や上司(リーダー)の
指示に従い、自分で先人たちの道をなぞり
ながら、自分なりに「何が必要で、何が必要
ではないのか」を学ぶことが大事です。
結果が出ない・・・のは、実にシンプルな理由
で、「結果に必要なことをちゃんとやっていない
から」・・・かもしれません。
だからこそ、謙虚に「結果に必要なこと」を
学ぼうとする姿勢を持つことがまずは重要
だと思います。
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