伝言ゲームのワナ/メモをとることの重要性
中国の四川省で1084人の高齢者が世界
最多人数による伝言ゲームをした・・・という
報道が2006年にありました。
そのときの最初の言葉は、「トウガラシは
四川の人を恐れる」だったそうです。
結果は・・・・・・予想どおりまったく別の言葉
で着地をしました。
1084人目の人が発した言葉は、トウガラ
シや四川といったキーワードさえ抜け落ち
ていて「体を健康に」で伝わったそうです。
最後の1084人目の高齢者のもとに届いた
言葉は、1人目の高齢者の発した言葉とは
まったく似ても似つかぬ言葉だったわけです。
いったい、何をどうすればそうなるのか?
と思う人は多いかもしれませんが、世の中
/人間というのはそういうものだと思います。
これと同じようなサイクルで最初に発した
言葉が、末端に届くころには別の言葉に
なっている・・・ということは、企業組織内
でもよくある話です。
トップの社長が発した言葉が、部長→次長
→課長→課長代理→係長→主任→ヒラ社員
・・・・・・と上から順に下の職位の人に降りて
いくにつれ、言葉も内容も別のことにすり替
わっていくことが往々にしてあります。
総務部→〇〇部→△△部→□□部・・・
でも同様です。
本社→〇〇支社→△△支店→□□営業所
・・・でも同じです。
リーダーが「これを現場に伝えておいて・・・」
と指示しても、いつの間にかその内容が
変わっていた!ということはよくあること
なので、上に立つ者の役割としては
「そうならないように情報を共有する」
ことが大事です。
伝言ゲームにはワナが潜んでいますから、
伝言時には必ず「メモを取らせる」という
習慣を持たせることも大切だと思います。
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