「○○すべき」という言葉に囚われ過ぎないように・・・
世の中の多くの人は、「やるべきことと
やりたいこと」の区別ができなくなり、
「やりたいことを優先」しがちです。
同じように、お金の使い方でも、「買うべき
ものより買いたいものを優先して」買います。
本当は「やるべきこと/買うべきものを優先
すること」が大事なのですが、得てして陥りが
ちなのは、他者の煽動によって「誤ったやる
べきこと/買うべきもの」を「やりたいこと/
買いたいもの」とすり替え、終いにはそれが
「~すべきこと/もの」だと錯覚してしまう
ようになることです。
テレビ等で流れてくるニュースに一喜一憂
したり、コメンテーターの発言などに自分が
印象操作/情報操作されていることに気づ
かず、鵜呑みにして、それらに影響された
行動をとってしまいます。
もし、そのように動いてしまう自分に気づいた
ら、態度・行動を改めることが大切だと思い
ます。
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自分の人生をこのままで終わりにしたくない、
一度きりの人生なんだからもっと大きなこと
に挑戦してみたい!自分にできることをもっと
追求して生きてみたい・・・といった気持を
持つことは、特に10代~30代の人には大事
だと思います。
40~50代であっても大切なことです。
要は「人生を守りに入りたくない」という
意識や意欲を持つことです。
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60代くらいになってくると、労働市場で新規
に働くことは難しくなり、就労してお金を稼ぐ
ということに限界を感じ始めます。
そのため、50代くらいから「人生を守りに入る」
気持ちがそぞろ芽生えてくるのも仕方がない
ことだと思います。
結婚して、家族ができ、子どもが大きくなって
くると、徐々に「挑戦から守りへ」姿勢が移って
くるのも頷けるところです。
でも、もしかしたら自分自身で何かを抑え込ん
でいるようなところがあって、何となく「今のまま
じゃいけないな・・・」とうすうす感じることもある
かと思います。
そうしたときは「○○すべき」という「べき論」
には十分注意することが大事です。
「べき論」は優等生言葉であり、実は価値観に
よって導き出される一つの考え方に過ぎない
ものなのですが、それにもかかわらずかなり
強力な説得力と矯正力を持つ言葉です。
「べき論」には人(←自分も含めて)を屈服させ
る力がありますが、人は本来自由に発想し、
自由に行動することができる存在です。
ただし、他人に迷惑をかけないことが
前提にありますが・・・。
「〇〇すべき」という表現に対して「やりたく
ないな/イヤだな」・・・という気持ちを強く
感じるようなら、もしかするとそれは自分の
価値観に合っていないのかもしれません。
そんなときは、自分の人生は本当にのままで
いいのか?・・・もう人生を「守り」に構えて本当
に良いのか?・・・もっとやりたいことがあった
ハズではないか?・・・と自分自身で振り返って
みると良いと思います。
人生、何歳になっても「挑戦」という姿勢を
失いたくないものですし、そのためにお金が
必要だと言うのなら「お金が入ってくる仕組み」
をつくればいいし、「健康が必要だ」というの
なら「健康であり続ける仕組み」をつくれば
良いと思います。
他人からの「○○すべき」という言葉にあまり
囚われ過ぎないことが大事だと思います。
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