リタイアするときまでに、その後の「主となる収入源」を確保しておく
政府は「生涯現役」を掲げ、現状の公的年金
の支給開始年齢を65歳から70歳に引き上げ
ようと画策している・・・とはもう周知の事実と
言って良いと思います。
年金制度の維持が目的なので、もしそうなった
ときの支給金額は現行よりも同じか減ることに
なり、間違っても増えることはないと思います。
一方で、政府はデフレ脱却=インフレになる
ことを求めています。
ただでさえ、現行の年金支給額でも生活費に
足りない!と言われているくらいですから、
さらにそこへ政府や日銀が狙っているような
インフレ時代が到来すれば、老後の生活は
今以上に大変なことになると予想できます。
ちなみに、今これから年金をもらおうとしている
人のおおよその受給金額は「元サラリーマンで
約12万円、自営業者や専業主婦で約6万円」
・・・と言われています。
暮らしている地域や、生活スタイルにもよります
が、1カ月当たり6万円~18万円程度では、
やはり寂しく辛い生活になるように思えます。
年金制度はとっくの昔に「国民の生活を保証
するものではなくなっていて、あくまでも補完
するものでしかない」・・・と理解するほうが
正しいと思います。
では、どうするか?
自分の身は自分で守ることが大事です。
年金はあくまでも「生活費の補完」と考え、
自分で「幹となる主軸の収入源」を持つこと
が一つの答えとなります。
それを何にするのか/どんなものを主の収入
源にするのか?・・は、人によって好きに決め
ればいいと思いますが、私は一貫して「所有
不動産からの家賃収入」をおススメしています。
これだったら、自分の労力を割くことはほとんど
必要ないし、仕組みとして持てば何もしなくても
毎月安定的に収入を得られます。
外国へ旅行していても、病気で入院していても、
どこで遊んでいても関係なく、毎月銀行口座
に家賃収入が振り込まれてきます。
もちろん、それ以外の収入源を持つことでも
構わないと思います。
年金を当てにせず、自分で自分の収入を
確保することを「リタイア前までに」キチンと
構築しておくことが重要・・・だと思います。
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