目立つのは少数派、目立たないのが多数派
何かで目立とうと思えば、一番確実なのは
テレビやネットや新聞などで取り上げられる
こと(=マスコミに露出すること)です。
実際、テレビやネットで話題になったりニュース
になっている人は相当目立っています。
昨日まで全然知らなかった人・会社なのに、
いきなり今日から目立っています。
ここで大事なのは「目立つ=少数派だから」
という背景です。
少数派だからこそ、テレビやネットで取り上げら
れやすくなります。
もしみんなと同じで多数派だったら、何ら話題性
もなく、至極当たり前のことに思えてニュースに
は取り上げられません。
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「目立ちたくない人」は、文字どおり「目立たない
/自分からは目立とうとしない」ので、実際の
ところは多数派である、ということが知られて
いなかったりします。
逆に、目立ちたい人は少数派なのですが、
目立っているとそんなことを忘れさせる力を
持っています。
面白いもので、少数派だと思っていたら実は
多数派だった・・・という現象が、今から2年半
ほど前にアメリカで起きました。
大統領選挙です。
有力メディアのほとんどがクリントン氏の当選
を予想していたにも関わらず、当選したのは
トランプ氏でした。
また、イギリスでも「少数派だと思っていたら
多数派だった」・・・という事件が3年ほど前に
起きました。
EU離脱の国民投票です。
離脱に反対する人が多数派だと思っていたら、
(マスコミも事前予想ではそうだった)、蓋を開け
てみればそれは少数派だった・・・わけです。
私たちの目の前に見えているもの=目立って
いるがゆえに普段見慣れているもの・・・は
原則的には少数派であることが多いですが、
でもそれが必ずしも真実ではないし、少数派と
は限らない・・・ということを忘れてはいけない
と思います。
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