五感のうち、どれが自分の優位感覚なのか?
人の成長に欠かせないことの一つに
「知識」が挙げられます。
知識がない/ある・・・では、効率も効果も大きく
変わってきます。
また、知識は単に「知る」ことが大事なのではなく、
その知ったことを「わかる」というレベルに昇華
させることが必要です。
「知っている」と「わかっている」とではレベルが
大きく異なります。
・・・・・・
「わかる」とは「理解できている」ことを意味します。
「明確になった/響いた/腑に落ちた」・・・
などといった言葉が口から出てくるとき、
人は「理解した」状態にあると言えます。
面白いのは、この3つの言葉のうち、その人が
どの言葉を使っているかで五感の優位感覚を
判断できるということです。
「明確になった」・・・は、あたかも目の前に広がる
かのように表現している視覚優位の表現です。
「響いた」・・・は耳から聞いて理解していることを
示す聴覚優位の表現になります。
「腑に落ちた」・・・は皮膚や内臓など細胞の受容
体を通じて知覚される感覚で触覚(体感覚)の
表現です。
このように人はそれぞれ優位感覚が異なります。
その人がどんな優位感覚を主に得手としているか
は、普段使っている「言葉づかい」でわかります。
同じ人間でも優位感覚は異なるものです。
そのため、優位感覚の異なる者同士では、
自分の使う言葉が相手に伝わりにくくなること
もあるかもしれません。
そうしたことを知っておくだけでも、これからの
意思疎通に役立つかもしれません。
相手の言葉づかいを観察すると、それに適した
コミュニケーションに気づけるようになる・・・と
いうことです。
自分が主としている優位感覚を知り、仕事上や
プライベートにおける相手の優位感覚の頻度を
知り、そうしたことを総合的に理解したうえで
コミュニケーションをとろうとすれば、これまで
とは違った良い関係構築に近づけるかも
しれないですね。
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