機会損失を防ぐためにも「早い」決断・行動・取りかかりを・・・
お金に余裕のあるときは、本当はムダな
支出であってもそれをムダな支出だとは
思わないものです。
ところが、お金に余裕がなくなってくると、
とたんに支出の見直しをし始めますから、
そこでやっと「ムダな支出とそうでないもの」
との区別がつくようになります。
会社経営でも、家計のやりくりでも同じです。
また、独立して起業したての頃だと、金銭的
にあまり余裕がないことが多いので、割と
ムダな支出には気づきやすいものです。
ムダな支出に早く気づくことは大切ですが、
もっと重要な「気づかなければいけないこと」
があります。
何か?
それは、「機会損失について」です。
ムダな支出も減らすことが大事ですが、
それ以上に機会損失についても減らさなけ
ればいけません。
機会損失とは、すなわち「気づいていれ
ばもっと売上・利益を伸ばすことができた
チャンス」のことです。
「利益(儲け)=売上-費用(支出)」です
から、儲けるためには、売上を伸ばすか、
支出を減らすしかありません。
支出にも正当性の高いものが多くあります
が、やはり「ムダな支出」は減らすべきです。
それ以上に「売上を伸ばすこと」が重要で、
売上がなければどんなに支出を減らしても
儲けは出ません。
つい鈍感になってしまいがちな機会損失です
が、起業家・経営者は常に機会損失を被らな
いように自分のアンテナを敏感にして、外部
との接触などに留意することが大事です。
当たり前と言えば当たり前のことですが、
人は同時に2つの方向へは進めませんから、
今選択した一つの方向の裏側に存在していた
道が実は大きな「機会」だった・・・ということが
あるかもしれません。
自分の意思決定の遅れや、社員の業務の
遅れが機会損失を起こしている・・・と認識
すれば、いかなる行動も早くしなければ
いけない、という態度に変わっていけると
思います。
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