セミの寿命7日間はウソ?
夏の昆虫の代表格といえば「セミ」です。
私も小学生くらいの頃、夏休みによく捕ま
えに行ったものですが、今思うと、いったい
何がそんなに楽しいのか?・・・とちょっと
不思議な気がします。
でも、まあ、子どもってそういうものでしょうね。
一般的に、「セミは地上に出てから1週間しか
生きられない」とはよく言われてきたことで、
昔からそのように教え込まれてきました。
でも、最近知ったのですが、これはかなり
の俗説らしく、実際は1カ月くらいの寿命が
あるそうです(土の中で暮らす幼虫時代が
5~6年、地上に出て成虫になってから
1ヵ月くらい・・・だとか)。
カブトムシの場合は、卵から成虫までに
1年ですから、同じように考えるなら、セミの
場合はカブトムシの5倍~6倍生きている
ことになります。
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「7日間で死んでしまう」というのがウソだと
しても、土の中でじっと雌伏のときを待って
生きている期間と、地上に出て思いっきり
羽を伸ばして生きている期間とには大きな
差があります。
→ 5~6年と1ヶ月ですから・・・。
一方は忍耐の時期(目立たない時期)であり、
もう片方は陽の目を浴びる時期です。
思えば、人も大きく分けて2つの期間が
あります。
「親の保護下で生きている期間」と
「自立して自分の力で生計を立てている期間」
です。
さらには、就職して雇われながら仕事をして
いる期間と退職リタイアして自由に暮らす期間
とも分けられます。
自分の人生をどう構築して生きていくか?
を考えてライフプランを作成することは大事
ですし、それによってどんな雌伏の時期を
過ごし、どんな陽の目を浴びる時期を生きる
かが違ってきます。
雌伏の時間も表舞台で脚光を浴びる時間
も、ともに大切に生きていくように心がけ
たいものですね。
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