時間を買おう！
「時間を買う」という考え方は抽象的ではある
ものの、けっこう重要な考え方だと思います。
人生は「時間と思い出」でできている・・・と
言われます。
「思い出をつくる／持つ」には、行動が
必要で、その行動にはたいてい金銭が
絡みます。
金銭が絡むことが多いので、お金をたくさん
持っている人はそうでない人よりも多くの
思い出をつくることが、理論上は可能です。
一方、時間というのはお金がなくても誰で
も等しく「１日２４時間」持っていて、２４時間
経つと必ずリセットされてまた０（ゼロ）から
スタートします。
お金がなくても時間だけは平等にあるのです
が、この大切な時間を無防備にやり過ごし、
無為に消滅させてしまう人は圧倒的に多い
と思います。
しかし、人は人生のどこか（←たいていは
人生の後半を過ぎたあたり）で、「時間の
希少性と重要性」に気づき、失った時間を
取り戻そうとしたり、これからの時間をもっと
多く手に入れようと画策したりします。
でも、そう簡単に人並み以上に時間を手に
入れることはできません。
できませんが、そうしたことに「気づく」だけ
でも、気づかない人よりははるかにベターな
生き方ができると思います。
もし、この時間をお金で買うことができれば、
概念上では「１日＜２４時間以上」にすること
ができることになり、画期的です。
できるかどうかというよりも、できたらいいなあ
とまずは「発想する／思考する」ことが重要だ
と思います。
時間は目に見えないし、食べることも手で
掴むこともできません。
そんな抽象的で曖昧ですが、でも確実に
存在している「時間」を買って手に入れる
ことができたなら、おそらく人生は少しずつ
変わっていくと思います。
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