ATMは公衆電話のように消えていくのか?
NTTの公衆電話やピンク電話が街中や店頭に
かつてあったことは、若い世代はもう知らない
話かもしれません。
そのときには「当たり前に存在しているモノ」
も、時代の変遷とともに消え去り、記憶の彼方
へと追いやられていきます。
蛍光灯も国内の主要メーカーは来月で蛍光灯
を用いる照明器具の生産をすべて終了する
見通しだそうで、今後は蛍光灯に変わって
LEDが主流となります。
もう数十年もすれば「蛍光灯って何?」と
いう若者が増えると思います(今の若者が
真空管って何?というのと同じでしょうね)。
また、最近はスマホを使ったキャッシュレス
決済が徐々に浸透しつつあります。
中国のはとっくにキャッシュレス決済が当たり
前になっていますが、日本も遅れてようやく
市民権を得てきた感があり、特徴ある機能を
打ち出す新規参入組が増えてきています。
キャッシュレスで商品を買うことが日常的になる
→ そうなると現金を持ち歩く必要がなくなる
→ 街中にあるATMを使うこともなくなる
→ ATMは公衆電話のように消えていく
→ 空いた土地に新たなビジネスが誕生する
・・・といったことが予想されます。
・・・・・・・・
消えていくのは、最初はATMだけかもしれま
せんが、今の時代の流れを見ていると、遅か
れ早かれ「銀行そのもの」が消えていく
(減っていく/淘汰される)運命にあるように
思えます。
パソコン業界・テレビ業界など多くの業界が
同じ道を辿っているので、何も銀行業界だけ
特別ということはありません。
たとえば自動車メーカーで言えば、アメリカ
ではかつてたくさんあった会社が今では
たった3社に落ち着いていますし、日本の
二輪車業界でも昔は何と!250社以上も
あったそうですが、今は4社に集約されて
います。
そう考えれば、銀行の数が減っても特に
驚くことではないと思います。
盛者必衰・・・栄枯盛衰・・・です。
そして、その代わりに生まれてくる新ビジネス
があるからこそ、経済社会は面白いのだと
思います。
私の著書 全13冊
http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC
一般書籍
『サラリーマンが経済的自由を得る
「お金の方程式」』合同フォレスト/1512円
『目からウロコが落ちる!サラリーマンの
ためのビジネスマン研修・ヒント100』
文芸社/1404円
電子書籍(Kindle版/デルトハン出版)
・お金の教養シリーズ 第1弾~第5弾
・組織・マネジメントシリーズ第1弾~第4弾
・ビジネス人生論シリーズ 第1弾~第2弾