「副業」を「複業」の意識に変えるコツ
副業解禁時代と言われる昨今ですが、自分の
本業がある傍(かたわ)らでちょっとした隙間時間
を利用して副業をしようとすると、なかなか本気
にはなれないと思います。
隙間時間とは所詮短い時間になります。
そんな短い時間で簡単にお金を稼げるのなら、
むしろそれを本業にしてもいいくらいです。
そうできないのはやはり隙間時間でできること
は高が知れている・・・からです。
つまり、そんなにお金を稼ぐことはできない、
と言えます。
・・・・・・・・・・・・・
副業を始める人の多くの理由は「本業の収入
だけでは生活面に不安があるから」・・・と
言われます。
現状の生活にもうすでに不安を抱えている人
もいれば、現状は何とかなっているけど将来
のことを考えたら不安だ・・・という人もいると
思います。
いずれにしても、「金銭面での不安」があるから
こそ、人は副業を行なう衝動に駆り立てられる
のだと思います。
そして、副業を始める人の多くは当然のこと
ながら本業を続けながら始めます。
したがって、どんなに副業で眠くなった/気分
が悪くなった・・・としても、翌日(あるいは当日)
には本業に出勤しなければいけません。
本業での仕事が終わらなければ残業もする
でしょうし、場合によっては家に持ち帰っての
仕事になるかもしれませんし、休日出勤という
こともあるかもしれません。
副業に対する意識が薄れてしまうのもある
意味では仕方のないことかもしれません。
「副業」に関しては本業ほどの緊張感を
持たない人がほとんどです。
将来に対する不安はあるものの、副業の活動
を多少怠ってもほとんど生活に影響がない/
支障がない・・・。
→ だから副業で始めたビジネスになかなか
本気になれない・・・という事態になります。
副業を始めても、それを真剣にやらない理由
に、それらしい言い訳を根拠として自分で自分
を説得させます。
「副業」感覚だと強制ではないので本気に
ならない/なれない・・・・というわけです。
まあ、人ってそういうモノだと思います。
そうならないためにはどうするか?
コツは2つあります。
1.その副業をする「ビジョン」を持つ
→ そのためにも「誰かの役に立てること」を
強く意識する
2.強制力が働く環境に身を置く
→ そのためにも「誰かと約束をすること」
を意識する
これらは言ってみれば「本業」とまったく同じ
です。
本業と同じ・・・ということは本業を複数持つ
ようなものです。
「副業」感覚だと強制ではないので本気に
なれないですから、副業ではなく「複業」感覚
を持つことが重要だと思います。
私の著書 全13冊
http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC
一般書籍
『サラリーマンが経済的自由を得る
「お金の方程式」』合同フォレスト/1512円
『目からウロコが落ちる!サラリーマンの
ためのビジネスマン研修・ヒント100』
文芸社/1404円
電子書籍(Kindle版/デルトハン出版)
・お金の教養シリーズ 第1弾~第5弾
・組織・マネジメントシリーズ第1弾~第4弾
・ビジネス人生論シリーズ 第1弾~第2弾