どんなに自己資本比率が高くても・・・ | 目指せ!ハッピービジネスマン道

目指せ!ハッピービジネスマン道

サラリーマンではなくビジネスマンとして成長しビジネスマン道を歩むことを推奨しています。
多くの人にビジネスマン感覚・経営者感覚を身につけてハッピーな人生を歩んでもらいたいと思っています。

どんなに自己資本比率が高くても・・・

 

 

会社経営で最も大切なことの一つは

 

「現金(キャッシュ)があること」です。

 

 

帳簿上でどんなに黒字になっていても、実際問題

 

として「いつでも自由に動かせる現金」がなければ、

 

会社経営は座礁に乗り上げてしまいます。

 

 

そういう意味で「会社経営は【現金に始まり現金

 

に終わる】」・・・と言われたりもします。

 

 

現金が不足し、支払うべきものが支払えなく

 

なったときの状態を「経営が行き詰った状態」

 

と言い、イコール「倒産」を意味します。叫び

 

 

財務諸表・・・帳簿上では黒字であっても、

 

実際に現金が枯渇していたら本当にアウト!

 

です。

 

 

帳簿上でどんなに自己資本比率が高くても、

 

それがもしも「在庫によるだけ」だとまったく

 

意味がないわけです。

 

 

在庫は現金ではなく、現金が形を変えた「製品」

 

に過ぎず、製品は誰でもいくらでも作ること、

 

保有することはできます。

 

 

大事なのは「製品」をお金に変えることができる

 

「商品」にして店頭に並べることにありますし、

 

商品が実際に売れて「現金」に戻らなければ

 

意味がありません。

 

 

大量の在庫を抱えているだけなのを、帳簿上で

 

「自己資本比率99%」・・・と言って表現しても、

 

見る人が見ればすぐにその危うさを見抜きます。

 


「売れない商品=タダの製品ばかり多く」て、

 

その結果、自己資本比率が高くなっていても

 

意味がない・・・というわけです。

 


在庫は「売れれば資産」ですが、「売れなければ

 

死産」であり最悪の場合ただの「廃棄物」

 

化します。

 

 

経営者(社長)は、自社の状況を顧みる中で

 

「在庫による仮初(かりそめ)の黒字」になって

 

いないかどうかをチェックすることも大切だと

 

思います。グッド!

 

 

 

私の著書 全13冊
http://www.amazon.co.jp/-/e/B00VUO7NIC

一般書籍
『サラリーマンが経済的自由を得る
「お金の方程式」』
合同フォレスト/1512円

『目からウロコが落ちる!サラリーマンの
ためのビジネスマン研修・ヒント100』

文芸社/1404円


電子書籍(Kindle版/デルトハン出版)
・お金の教養シリーズ 第1弾~第5弾
・組織・マネジメントシリーズ第1弾~第4弾
・ビジネス人生論シリーズ 第1弾~第2弾