どうすれば？・・・と問いかける
何かマズイ出来事に遭遇したり、解決すべき
問題に出くわしたとき、そこで大事になる発想
は「どうすれば良いのか？」です。
「なぜ起きたのか？」とか「どうしてこんなこと
になったのか？」・・・ではありません。
「なぜ？」と発想すると、思考回路が過去に
向かいます。
どんなに過去を考えても、既に起きてしまった
問題が解決することはありません。
解決するには「どうすればいいのか？」で、
現在から未来を考えるしかありません。
「どうすればいいのか？」は確実に未来へと
思考回路をつなげてくれます。
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仕事でも、ダメリーダーは部下に「何度同じこと
を言ったらわかるんだ！」とか「なぜ同じミスを
何回もするんだ！」と怒りますが、そう言われて
も、部下は答えようがありません。
それがわかっていればミスをしません。
心の中の本音は「さあ？なぜでしょう？」です。
「なぜ？」という問いかけからは、問題解決の
答えは出てきません。
問題解決の答えは常に「どうすればいいの
か？」から導かれます。
できない理由を問うのではなく、どうすれば
できるか？と「できるための方法・やり方」を
問うことが大事です。
なぜ？・・・は過去に向かい、どうすれば？・・・
は未来に向かうと知ることが大切です。
すぐに正解が見つからなくても、問いかけ続け
て試行錯誤を繰り返したり、あるいは仮説と
検証を繰り返していくうちに、きっと正しい答え
が見つかると思います。
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