自分の「損」には敏感でも、会社の「損」には……
サラリーマンは、自分が10万円損害を被った!
・・・と言えば、もう大変な大騒ぎになって、
周りに言いふらし、あたふたとします。
ところが、会社が10万円の損を被った・・・と
してもまったく意に介しません。
100万円・・・1000万円の損害を被った!
としても・・・です。
それくらい、自分のお金と会社のお金との
感覚には遠い隔たりをもって接しているのが
一般的なサラリーマンです。
ビジネスマンはそこが違います。
会社の損失にも敏感です。
なぜなら、常に経営者感覚をもって仕事を
しているからです。
本当は、サラリーマンも会社の損失にアンテナ
を張って常時敏感になっていなければいけない
と思います。
なぜなら、そうしたことの積み重ねで「経営」が
成り立っていて、その結果、巡り巡って自分の
給料やボーナスにも影響を及ぼしますし、
最悪の場合、会社が倒産することにでもなれば
一気に職を失うことになるからです。
大事なのは、経営者がそうしたことに意識を
向けて「社員たちが会社の損失も自分事と
してとらえられるような仕組みを設ける」と
いうことです。
一番影響度が強いのは、給料以外のところで
インセンティブ等(ポイントなど)を付けたり、
消したりすることですが、マネジメントとして
良いのは、都度研修教育の題材として用いて
情報の共有と価値観の共有を図ることだと
思います。
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ためのビジネスマン研修・ヒント100』
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