UR賃貸住宅という選択
東京都内であれ、全国どこであれ、どこかに居を
構えて住み始めよう・・・とすれば、たいていの場合
は民間の不動産会社を当てにして賃貸物件を
探すと思います。
もちろん、それも正解ですが、世の中には
「UR賃貸住宅」というものがあり、この選択も
一つの正解だと思います。
UR賃貸住宅とは、かっての日本住宅公団
のことで、今の都市再生機構（独立行政法人）が
行なっている賃貸物件のことです。
メリットがいくつかあります。
１．礼金不要
２．保証人不要
３．更新手続き時の更新料不要
４．不動産屋で手続きしても仲介手数料不要
５．先着順なので抽選によるハズレ無し
６．退去時原状回復費用は他よりも少ない
７．耐震診断を都度実施していて安心できる
必要になるのは「所得証明」と「住民票」と「敷金」
だけで、それらが用意できれば無職の人でも
外国人でも入居可能です。
UR物件を扱っている不動産屋には、既定の条件
をクリアーしていることを証する「UR取扱店」の
ステッカーが貼られていたり、ホームページ上に
その旨が記載されているので、それを目安に
すればすぐに判別がつくと思います。
UR賃貸住宅のあっせん業者（不動産屋）は、
入居者との契約が完了すると「UR側から１か月
分の家賃＋消費税が振り込まれる」ので、
入居者が仲介手数料を支払う必要がない
（＝上記メリット4）というありがたい制度に
なっています。
そうしたメリットが多いけれども、立地場所に難
があったり（駅から遠いとか）、数が少なくてなか
なか住みたい場所に空きがないなどのデメリット
もあります。
ただ、もしも私が今引っ越しを考えるなら、
選択肢の一つとして考慮するだろうな・・・
と思います。
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あってコラムを時折書いています。
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