自分が発展期にいるのか、安定期にいるのかを見分ける方法
ビジネスの成長には、黎明期→発展期
→安定期→衰退期・・・というサイクル
があると言われます。
人(サラリーマン)も同じようなサイクル
を持っているかもしれません。
そんなとき、サラリーマンである自分を
経済的に見て、果たして自分が発展期
にいるのか、それとも発展期を過ぎて
安定期にいるのかを見抜く簡単な方法
があります。
それは、自分の周囲の人の給料が
上がったときにどう感じるか?
・・・です。
たとえば、自分の給料が10%アップ
しても、職場の仲間のほとんどが20%
アップしていたら「カチン!とくる/悔し
い/面白くない」・・・といった複雑な
気持ちになる人は、経済的に安定期
にいる人です。
自分が安定期にいるがゆえに、他人の
爆発的スピードの成長に耐えられない
わけです。
ところが、このとき「あいつがああなら
オレもあと少しで上がるだろうな」
・・・と自分に楽観的・好意的に解釈
する人がいたら、その人は経済的に
発展期にいる人です。
他人も上がっているけど、連れて自分
も上がるだろうという自信を持っている
わけです。
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経済成長著しいと言われる新興国では、
他国のGDPが上昇しているのを見て、
「よ~し、次はこっちの番だ!」と奮起
したり、「あそこがああならうちだって
これくらいはいけるな・・・」と思って
います。
かつての大正・昭和初期の日本もこう
だったと思います(欧米先進国に追い
つけ、追い越せ!・・・と)。
他人の給料が自分よりも上がっている
のをみると、もうすぐ自分も上がるかも
しれない!と前向きに考えて幸福度が
増していくパターンです。
ベンチャー企業や起業したばかりの
勢いある組織では、社員一人一人が
切磋琢磨してお互いの向上心を沸か
せています。
とことが、経済先進国では「発展途上
国だった国々がどんどん豊かになっ
ているのに、自分たちの生活は一向
に豊かにならない!」・・・と考える層
が徐々に増えていきます。
他社との比較で自分の幸せ度が
低くなってしまうわけです。
他人は他人・・・自分は自分・・・です。
いつまでも発展期にいるわけには
いかないと思いますが、長く発展期
と安定期を過ごして、衰退期には
突入したくないですね。
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