昨年の天皇賞(春)の日に小さな小さな命が誕生した。
愛する奥さんと私の生命(いのち)を重ね合わせた、両手で包み込こめる程の小さな、掛け替えのない生命。
多くの方達に祝福され、見守られ、すくすくと育まれた命は二度目の誕生日を迎えようとしている。
起きたかと思えば、ひたすら泣き続け…
時折、微笑みかける事しか出来なかった命。
今では自らの足で力強く大地を蹴り上げ、両手は天を仰ぎ、瞬(まばた)き二つ程の間は立つ事が出来る程に大きくなった。(機嫌の善し悪しにも依るが…)
その無垢なる笑顔は周囲を惹きつけて離さない、不思議な力を持つ。
私は昔から子供好きであったのだが、我が子はまた格段に愛(いと)おしい。
私にとって初めての子どもも、私の両親からすれば二人目の孫になる。
初孫は妹の子ども。
私の父は、未だ初孫をその手に抱いてはいない。
勘違いとすれ違い。
足りない言葉と限られた時間に焦らせられた結末なのか。
誰しもが解り合うことの無いままに、無情と言う名の時間は今も尚、過ぎている。
父と妹。
私にとって二人は大切な家族。何とかしたいと思う気持ちは前々から在るのだが、私の父は極めて頑固。こうと決めたらば梃子(てこ)でも動かない。
何とか突破口をと考え、辿り着いたのが数日後に迫った初節句の祝いの席である(私の息子の)。少しくらい強引にでも顔を合わせなければならない。事態はそれ程深刻なのだ。
事実、私の結婚式には妹夫婦は出席していない。父は断固として首を縦にふらなかった。
初節句の席に呼ぶ事も、父は良しとしない。が、妹夫婦は出席の予定でいる。
波風立てず…とはいかないであろうが、心強い事に小さな応援団が三人も居てくれる。
妹のお腹には、誕生を待つ新たな命が宿ったばかり。
親子の絆の強さを信じてみたい。
父の退職祝いには、一人増えた家族みんなで笑える為に。
《天皇賞(春)展望》
日本で行われるグレード1(G1)レースの中で最長の距離を誇る。
長距離であるが故、予想をする上でのファクターも多くなる。ジョッキー同士の駆け引きもその1つ。兎に角、抜けた存在の馬が居ないために、全馬にチャンスがありジョッキー達は色めき立つ。混戦でありすぎるが余りに展開、ペース供に読めない。スローペースに落ち着く事だけは無いと思うのだが…
予測困難なレースは原点に帰ろう。馬同士、強いか弱いか…それだけ。
物差しとなる馬はアルナスライン。
去年のアルゼンチン共和国杯で三着。その時の1.2着馬がスクリーンヒーローとジャガーメイル。ジャガーメイルは後に香港ヴァーズ(G1)で僅差の三着。世界レベルのレースで結果を残し、此処を目標にミッチリと鍛えてきた。まずはこの馬を本命に置く。
スクリーンヒーローは先のレースでアルナスラインとは5キロの斤量差。端から見れば逆転可能な差でも、実はこの時のアルナスラインはゴール前で一杯に。消耗戦になればスタミナが持たない可能性もある。
そのスクリーンヒーローを単穴に。
対抗には有馬記念でスクリーンヒーローに先着したドリームジャーニー。中山の、しかも小回りでしか強さを発揮出来なかった馬が、前走ではディープスカイに勝ちきった。
一皮剥けた強さは本物だろう。
以上が本線。
以下は押さえで…
平成の盾男がエスコートするモンテクリスエス。
底が割れないネヴァプションと見限るには早計のヒカルカサブエ。
今回のタイトル同様親子の絆を尊重してホクトスルタン。
距離に不安を残すアルナスラインと前走走りすぎたアサクサキングスは切る。
◎3ジャガーメイル
○12ドリームジャーニー
▲16スクリーンヒーロー
※15モンテクリスエス
△18ヒカルカサブエ
△11ネヴァプション
△9ホクトスルタン
眠い…(ρ_-)o