◇月曜日、CSのホームドラマチャンネルで
放送終了した作品がこれ👇
◇韓国ドラマ(8話以上)作品鑑賞:
通算616作品目
『ライブ
~君こそが
生きる理由~』
(全18話/2018年)
◇副題は、違うな。これじゃない。
私ならこうするか。
『ライブ
~警察官は
つらいよ24時~』
この方がまだしっくりくる。
◇主要出演者は👇の4人。
しかし、
出演者全員「主役」と言っていい内容の
感動ヒューマン作品。
◇[ストーリー序盤]
酷い現実生活の中、
苦労を重ね警察官採用試験に合格した二人。
入学した警察学校でも地獄を観る。
強力班の警察官が教官として彼らの前に立ちはだかる。
その地獄を何とか脱落せず卒業にこぎつけるが、
試補(見習い警察官)として配属された先は、
「最も犯罪件数の多い」とされるホンイル地区。
そこにあの”鬼教官”がいた。
◇[ストーリー中盤]
「いい」「正しい」と思ってやったことが
ことごとく裏目に出る2人。
刑事ドラマにあるような
「格好イイ」「華やかさ」は
そこにはこれっぽっちもなく
汚物処理や酔っ払いの相手やけんかの仲裁など
地味な陰の仕事ばかり。
「市民のため」働いているのに
不逞の輩(市民)からは
「俺たちの税金で食っているくせに!」と
毎日の様に罵られる。
大きな事件で現場にゆくと
そこは一面血の海・・・。
凶悪犯らは手に武器を持っているのに
警察官はほとんど素手で闘うのに同じ。
銃を使用した時のリスクが大きすぎるのだ。
制圧した時、被疑者にケガさせたら
その保障は国家ではなく
その警察官に負わされる。
軽々に銃は使えない、過度の柔道技などもダメ。
そんな中で市民の平和を守るため働く日々。
◇[ストーリー後半]
各隊員の個々の問題が浮き彫りに。
「借金による生活苦」「家庭不和」「病気」
「過去のトラウマ」「身内の不幸」「恋愛」
「同僚の過失」などなど。
「警察の不祥事」隠しのため犠牲を強いられたり、
次から次へと問題が沸き起こる。
ラストには大きな事件が。
その犠牲と事件対応が後で大問題に。
これだけやって「結果最悪」となるのか否か。
◇[感想]
面白かった…というより
「う~ん・・・」と
唸るようないい作品。
重いことは重いが、続編があれば観たい。
『骨太』とも違う。
タイトルの『ライブ』のとおりの~”リアル”
まさに《警察官24時》。
そこには映画やドラマにあるような
スーパーマンは存在せず、
ただただ生身の警察官たちがいる。
その”聖職者”と言えるような
警察官の日常を
淡々と描いた良作品。
こんなドラマは日本では見たことがない。
ー「警察官になりたい!」と思う人は
視聴することをお勧めします。
それと・・・
街に出た時に見かける
警察官の皆様に感謝です。
◇今作のヒロインはこの人👇
チョン・ユミ(39歳)
ー「ええええええええええええええ~っ!?
30歳くらいだと思っていた」
※この作品当時が33歳くらい
※※同姓同名で、なおかつ生まれが1年違いという
違う「チョン・ユミ」
という人もいるのでややこしい
◇過去に数作品観ていますが、
今作は固い警察官なので
まったく柔らかい表情が出てこない。
過去のトラウマも抱える難役だから
ちょっと過去作とは比較できない役どころ。
今作は
「甘い」とか「可愛らしい」という部分が少ない中でも、
十分ヒロインとして存在していて良かった。
等身大の女性が嵌るタイプ。
今後、「子持ち」役にキャスティングされたとしても
彼女であればいけるでしょうから
長く活躍されると観ます。
◇[15秒予告/字幕なし]
<5話>
<13話>
◇[作品紹介動画/日本語字幕付き]
いい予告編