グレーゾーンについて | 気持ちいい人生創造のコツ


 

これを機に、

自分の考えを徒然なるままに書いておこう。

 

私は、職業柄、多くの子どもを見てきた。

その中でよく話題に上がるのが「グレーゾーン」。

特別支援枠に入るか、入らないか、微妙なところ、という意味で使われてました。

グレーにも濃淡あって、淡いグレーも含めるとだいたい4分の1くらい居る感じがした。

 

見る目が養われたのか、

本当に増えているのか、

年々グレーゾーンの子に直接会う確率は上がって行きました。

そしてその子達に合わせてこちらも工夫を重ねて行きました。

どうやったら、「わかる」「楽しい」「やりたい」につながるのか、試行錯誤の毎日。

 

だから、今の私からは、

診断名とかぶっちゃけどうでもいいから、

何が得意で

何が苦手で

何が好きか早く把握しよう!!?

と伝えたい。

 

知能テストでもなんでもいいから

早く受けて!!

ってか全員の義務にして。

 

それぞれ得意な学習方法って違うんです。

それ闇雲に手探りで時間かけるとこじゃないから。

五感のどこが強いか弱いか知りたいよ。

理解するのも、暗記するのも、一体どんな方法が合ってるか知って活用しようよ。

 

・聞く

・話す

・読む

・書く

・教える

・問題解く

など

どれを組み合わせたらしっくりくる?

 

・手順(順序)

・ストーリー

・数字、年号

・写真、絵や図

など

記憶のフックになるものもそれぞれ違うはず。

 

あと、

全教科できる必要もないよね。

漢字全部書ける必要もないよね。

好きなことができたらいいよね。

得意なことを伸ばせたらいいよね。

 

もっと言えば、

学校生活に絶対参加しなきゃいけないの?

クラスでいいこちゃんしてなきゃいけないの?

椅子に座って前を見続けなきゃいけないの?

ノートは全部写さないといけないの?

本当に本当にほんと?

 

もっと長い目で、

広い視野で、

高い視点から「今」を見られたらなー!

 

グレーゾーンの子にわかりやすい授業は、

全員にわかりやすい授業。

わかりやすくて困ることは、ない。

 

腕の見せ所。

進化するチャンス。

 

この本、おすすめ。

どうやって工夫するのか具体例にたくさん触れられる。

こういう発想で、相手に合わせて工夫できたら楽しい。