XENOBLOG -7ページ目

XENOBLOG

プラモデル初心者の製作記

さて、今回は久しぶりにバイクです。

1/35ではいくつか作ったけど、カスタム・バイクに挑戦します。

 

選んだお題はコチラ↓

ヤマハ XV1000 ビラーゴ です。

後に中型クラスでホンダ・スティードと双璧をなす、革新的な和製アメリカンとして有名になりますが、その原型となったモデルですね。

 

これを、私の好きなカフェ・レーサースタイルに改造していきます。

はたして出来るかな?

 

 

まずは仮組みしてみて、全体のスタイルを確認します。

特徴的なのは、タンクの形状とフレームですかね・・・。

 

 

試しにアルミ線を使ってフレーム形状の構想を練ります。

これだけでぐっとアメリカンらしさが無くなりますね。

けど、タンク形状がイマイチです。

 

 

タンクを削って形を整えてもいいのですが、失敗するとやり直しがきかなくなるので、型取りして複製を作ります。

型に使っているのは100均でも売っている「おゆまる」です。

 

こうすると、何度でも、心ゆくまで作りこめます。

成型もしやすいです。素材はポリエステル・パテです。

ポリパテは粘度をシンナーで調節できるので、型に流し込むときに楽です。

 

 

だいたいの形に整え終わりました。

フルスクラッチは難易度が高いですが、型を利用すると私でも簡単にオリジナル・パーツが作れます。

 

エンジンをささっと組み立て。

イメージではもうちょっとリアルだったのですが、塗装が下手でイマイチな出来になってしまいました。

まあ組み上げれば問題なかろう・・・。

 

 

エンジンを含めてさらに仮組みします。

シートはアオシマのSR400用のカスタムパーツ。

 

う~ん・・・。

なんかダセぇ。

 

 

試しにSRのタンクを乗っけてみると、あらカッコいい。

タンク形状が根本的に良くなかったのかな?

 

 

フロントフォークも長すぎるのでカットしました。

フレームの形状さえ決まれば、かなりイケてる気がします。

 

 

 

このタミヤのキットは、メッキパーツが多いので有名ですが、完成後のイメージが削がれるので、私の場合は剥がしちゃいます。

ハイターに漬けこめば、ものの数分で御覧の通りです。

 

 

SRのタンクで新たに型取りし、作り直します。

ここからがまた大変だなー。

 

 

今回はココまで。

作りながらデザインを決めていくやり方にしているので、今回も時間かかりそうだなあ・・・。


(つづく↓)



 

   

 

 

 

  


 

細かい作業が続いたので、サクッと組めるガンプラ作って、一息入れます。

今回はHGUCのマラサイです。






まずは、ササっと組み立て、仮組み。
目は、本来はシールなんだけど、いつものように改造パーツで立体化してます。





何となくディテールアップして、視覚的な情報量を増やしてやります。





好みのポーズを決めてみて、改修箇所を探します。
目立つ部分はそれなりに修正を加えます。





塗装します。
このマラサイは、戦国武者のようなデザインが秀逸なので、武者鎧を参考にして塗装します。

私の場合、ガンプラは自由に作りたいので、オリジナルは思いっきり無視しますw

今回はグラデーション塗装に挑戦しました。
色々やり方はあると思うのですが、基本色の上から、クリアー塗料をエアブラシで吹いていきます。
金属感を出すために、クリアー塗料には微量のメタリックを混ぜてあります。

左右の違いがわかりますか?





完成です。
いつもはウォッシングで墨入れをしますが、今回はセオリー通りに行いました。

ガンプラの素材はエナメル溶剤に弱いので、薄め液にはジッポーオイルを使っています。

まあ、キレイじゃないけど、やっぱりカッコいいですね。
ガンプラの中では一番好きかな。


さて、次は何を作ろうかな。



 

 

 

  

  

  

 

 

 


小物その他を作成し、取り合えず基本塗装。
この回だけはスマホ撮影なので、画質が荒かったりしたらゴメンね。

今回こだわったのは飛行機。



すみ入れ&ウォッシング。

コントラストがはっきりして、この作業が一番好きかな。



テキトーに張り線して、軍艦旗と菊の御紋を取り付けて終了。

なお、機銃、探照灯はナノドレッドに交換してあります。

主砲なんかにもエッチングのあまりモノなんか使ってそれらしくしてあります。

今回は「最上」の改修前の状態を再現してみた。
航空巡洋艦バージョンと並べて見たかったので。

それにしても、相変わらず1/700は難易度高いです。

次は少しライトな作品にしてみようかと思っています。

 

 

  

  

  

 

  

↓「色」の欄から連装(2連装)が選べます。

 

  

 

生存確認も含めて再び作業に入ります。

しばらく更新してなかったら、ブログのアップローダーが変わっててビビったw

 

 

まずはいつもの煙突から。

今回制作しているのはもちろんタミヤの「熊野」なのですが、実は「最上」の重巡改修前の再現だったりします。

 

↓キットの煙突。

スケールの都合上、これでも別に問題ないですけれどもね。

 

 

↓雨水カバー用の金網を削り・・・

 

↓エッチングに置き換え。

モンキーラッタル(作業用の足場)も出来る限り取り付けます。

使っているエッチングパーツは改修後のモノなので、キットのモールドと数が合いません。

ま、その辺は雰囲気で。

 

 

↓キットの艦橋の窓。

塗装してしまえば特に問題のない部分ですが、窓にはこだわる人が多いようです。

 

 

↓このプラパーツを・・・

 

↓削り取り、エッチングに置き換え。

プラがタミヤ、エッチングがフジミなのでサイズが合うかヒヤヒヤしましたが、大丈夫のようです。

 

↓ちょっと無理やり感がありますが、艦橋を組み立てた。

改修後(最上はのちに航空巡洋艦に改装された)とは若干の違いがあるので、資料を見ながらその辺は適当に。

 

 

↓煙突ともども仮組みして様子を見る。

 

 

↓キットのデリック(クレーン)。

 

 

↓ばっさりカットし、エッチングに置き換え。 これは難易度高め。

デリックのアーム部分は無理して付け替える必要もなかったかな?

マストを一度ぶった切り、再び接着しています。直線さえうまく出せれば、画像のように何事もなかったかのように仕上がります。

 

 

↓探照灯(サーチライト)の塔。

この丸くするのがなかなか大変。

本来はココに波よけの白いキャンバスを貼るのですが、せっかくの手すりなのでそのままにします。

 

 

↓艦載機。プロペラを付け、翼の支柱(本来はもっと細い)を自作。

この2翔式のプロペラはキットにないので、汎用のプロペラセットの4翔式のモノを2枚カットして使用しています。

 

 

↓この船は甲板がリノリウム(艦船用のフローリング建材)張り。押さえの金具を塗装で。

  う~ん。難しい。

このリノリウムが、日本の軍艦のデザイン上のカナメとなっています。

強烈な太陽熱を遮断する役目をします。

金具を使って船体に取り付けられています。

ただ、燃えやすい材質で出来ていたらしく、戦争終盤では剥がされていたとか。暑かっただろうなあ・・・。

 

 

 

↓はみ出した部分をタッチアップ。

画像ではほとんど消えかけて見えますが、キラキラする塗料(カッパー)を使っているので実際はそれなりに表現できているかと。


僕の場合、艦船模型はアクリルとエナメルの両方を用意します。

アクリルで塗って、ハミ出た部分をエナメルでタッチアップするわけです。色味を合わせる為、メーカーは同一のものを選ぶようにしています。

基本はタミヤですが、クレオスならMr.カラーと水性ホビーカラーの組み合わせになります。


マスキングをして塗り分ける事も考えましたが、色々と考えた結果、この方法にたどり着きました。


スミ入れの場合は、拭き取るときにゴシゴシこすらない様に気をつけなければいけないのがネックです。

最近はタミヤでもラッカーが出ているので、ラッカーとアクリルの組み合わせでも良いですね。


結果的に塗料は2倍用意しなければならないので費用がかさみます。

 

 

 

↓仮組み。

主砲や後部艦橋もエッチングで飾り付けてます。

使用しているエッチングパーツが改最上型のモノなので、雰囲気だけですがw

この三連装砲は、後に大和型の副砲になった有名なものです。

 

艦隊に迫りくる敵を蹴散らすためにずらりと並んだ砲が、なんか悲壮感があっていい雰囲気です。

 

 

 

 

スケールが1/700なので、船が小さくなると突然、難易度が増す。

特に、作る順番を決めるのが難しい。

塗装が先か、組み立てが先かでずいぶん悩むなあ・・・。

 

今回はココまで。

(つづく↓)


 

  

  

  

   

  

  

 

 

今回は巡洋艦にトライです。
戦艦もそうですが、この当時の帝国海軍の巡洋艦もまた日本的なデザインが多く、なかなかカッコいいですよね。


↓熊野

↓最上


特に「最上型」は好きですね。
政治的な理由で、元々は軽巡洋艦として建造され、のちに重巡洋艦として改装を受ける艦型ですが、特に航空巡洋艦と呼ばれる「改最上型」は存在感がハンパないですね。

でも、竣工当時の三連装主砲があまりにカッコ良くて、今回はその姿を再現したタミヤの「熊野」を制作します。正確には若干の違いはありますが、最上型の4番艦です。
フジミの最上(改最上型-航空巡洋艦-)も手に入れているので、最終的には並べるつもりです。






御多分に漏れずエッチングパーツでのディティールアップを基本とします。

今回もフジミの改最上型のエッチングパーツを合わせる予定です。



※厳密には最上と熊野には船体の形状に若干の違いがあり、本来は「鈴谷型」熊野として制作するのが正しいのですが、ここで表現したかったのが最上型、鈴谷型の違いではなく、重巡、軽巡の違いなのであくまで「軽巡の最上っぽい何か」として見ていただければ幸いです。


※このブログ作成時点では私の環境では手に入りませんでしたが、タミヤからはちゃんとした軽巡バージョンの最上が出ています。



船体は、左右分割式でちょっと不安でしたがさすがタミヤ。
ピッタリはまります。
若干の隙間をパテで埋めています。




組み上げてしまえば見えないはずの内部構造も再現されています。
これは90式三連装61㎝魚雷発射管。
こういうところは遊び心があって楽しいですね・・・。



陸奥、シャルンホルストで苦労した船底の歪み。
このキットは新品でしたが、やはり浮いてるね・・・。

フフフ・・・今回は研究しましたよw




ホームセンターで売っているアルミのアングルと呼ばれる部材です。
今回はこれを使用します。


なぜアングルなのかと言うと、

①金属製で

②それなりの厚みがあり

③加工しやすい

と言う素材が、たまたま手元にあったからです。

それだけです。

条件が合えば別に何でも良いんじゃないかな。




タガネとペンチを一生懸命使って船体のサイズに合わせてカットし、その後画像のようにアールをつけてやります。

そのままでは使えませんのでね。


いくつか艦船を作ってきて、船底は

「へ」

に歪んでるのね。「V」じゃなく「へ」。

なので、尖端部分が持ち上がるようにする。






それを両面テープで船底に張りつけます。
瞬着ではなくて両面テープなのは修正がしやすいからです。
アールをつけたアルミの部材がバネのようになり、船底の歪みを修正してくれる、と言う寸法です。


船体が歪むのは、僕が採用した説は、

「船底パーツを接着した時にセメントの溶着によるプラの収縮」

と言うものです。


僕の解決策はこの「バネ式」ですが、

・カッコいい台座を用意して固定してしまう

・直線の金属棒を船底パーツに固定する

などを考えました。

バネ式は

「経年劣化により両面テープの接着力が弱くなって剥がれる心配がある」

と言うデメリットがありますね。





結果は御覧の通り。
バッチリっすね!

何事も、創意工夫が大事です・・・。


次回は別の方法、出来れば金属棒を使った「ロッド式」を試してみたいです。

(つづく↓)