喜んでシュノーケリングをしていた私達、
全く知らなかったのですが、実は危険な物体が
ひたひたと近づいてきていたのです・・・
「痛い!」 突然ママが叫びました。
「何かに足を食べられたよ!」
「そんなことはないだろ?」 パパは冷静です。
「しゅおんなことないだを」 王子も冷静です。
「ほら、見て」と言いながらママが足を上げると、
そこにはくっきりと歯型が・・・・
しかも、血が滲んでいました。
でもまだ疑心暗鬼な王子と私。
そのまま泳いでいると、何かが私の足の
ふくらはぎにぶつかっているような気が・・・
なんだろ?と思っていると、突然針を刺されたような
痛みが走りました。
私もきっちりと噛まれました・・・結構痛いんです、これが。
ゴーグルをつけて水中を覗くと、カラフルな模様の入った
魚が突進してくる様子が見えます。
あまりの形相に「ぎゃー!」と叫びながら逃げまくりました。
本当にものすごく怖かったです。あれは。
それ以降は、浅瀬で遊んでいたパパと王子でした。