mimicから考える AIがイラストを描くということ | スーパーオニオン アートでリアルでユーモラスなフィギュア

スーパーオニオン アートでリアルでユーモラスなフィギュア

2013年より主に美少女フィギュアを制作していたが、コロナ禍を機に作風を見つめ直し、2023年からはオリジナル作品<動物と人間を題材にした、少しユーモラスで寓意的なリアル系フィギュア>を創作。SNS、デザフェスなどのイベントで発表中。

一人のイラストレーターが描いたイラスト15枚をAIに読み込ませると個性やクセをつかんで、無限生成されるmimicというソフトが出来たそうで、大炎上中らしい。

 

さらにはMidjourneyというソフトが生成した絵がアメリカのコンテストのデジタルアート部門で優勝したそうな。

 

ほとんどの人がそう思っていると思うけど、自分もデジタルで表現できることはいずれAIに取って代わられると思っています。

 

今回の件は写真が発明された時、画家が写実はもうダメだ~と危機を感じて、印象派など新たな表現を探り始めた時代に似ているんじゃないかなと思ったり、、、。

 

いくら騒いでも時代の流れは変えられず、デジタル表現である限り、AIによる表現や生成物はどんどん進化して、スピードもクオリティも人間の比ではなくなって、デジタルでイラストのみしか描けない人や2次的な表現しか出来ない人は淘汰されていく、というより、AIの圧倒的スピードとクオリティでバカらしくなって、誰もやらなくなるでしょう。

 

これは自分のやっているフィギュアも同じで原型はほぼAIに取って代わられるのかなーと思ってます。

 

特にアニメやゲームのキャラのようなデフォルメが法則化されたすでにあるものを3D化するのは、割と簡単に出来てしまうのかな~と思います。

 

塗装はまだ少し時間が掛かると思いますが、3Dプリンタの進化によって、アニメキャラくらいならカラーで表現できるようになるのはそこまで時間が掛からないのかもしれません。

 

とはいえ、質感を出すところまでいくのは、まだ時間はかかるかな。

 

昔は写真も写真屋でしか撮れなかったものが、写ルンですなどのインスタントカメラが発売され、今やフィルムのないカメラと電話とコンピューターが合体したものが手のひらに収まっている。

こんな時代が来るなんて、20年前には考えらなかった。

デジタルの進化のスピードは凄まじいです。

まだスマホやデジカメを使えないおじいちゃんおばあちゃんがいるから、どうにか潰れてない写真屋もあるけど、どんどん厳しくなっていくのかもなー、、、。

 

写真とかは先行してデジタル化がかなり進んだ分野だけど、昔ながらのフィルム式カメラを使う人もプロアマ問わず、結構いるみたいです。

 

将来、アート系もデジタルはAI、人間は塗料や材質がしっかりわかる油絵や水彩画、陶芸やガラス、木彫などのアナログアートと棲み分けする時代が来るのかもなー。あるいは融合していくのかもしれないけど。

 

いずれにしてもデジタルアートがAIのモノになる日はかなり間近に迫ってるのでしょう。。。

 

あぁ、おそろしあ・・・