と言いますのも、ベンチャーらしさを表す最大のものが「ベンチャー・スピリット」だと思うわけですが、それは一体何か、と調べた時に、適当な答えが見当たらなかったのです。そこで、自分でまとめてみました。
株式会社スーパーワンもベンチャーとして2009年に起業しました。今に至るまで、ベンチャーらしい活動をしてきたかというと、そうとも言えるし、そうでないとも言えます。
しかし、ベンチャー・スピリットだけは、私やスタッフに染み付いたマインドで、これだけは、起業した時から変わりません。
そういうもののようです。
何度もやりたくなるのがベンチャー・スピリット?
グループがベンチャーの集まりだからか、わたしの交友関係の指向からか、周囲にはベンチャー企業の創業者や社長が多く居ります。
自らが生み育てた会社から離れても、またゼロからベンチャー企業を起業したり、若いベンチャーを支援する側に入ったり、皆さま、やはりベンチャーから離れません。
なぜでしょう?
やみつきになるんですね。皆さんそう言います。
最大のリスクをとることで、生まれるマインド
何が「やみつき」にさせるのか。
それは、リスクをとり続けることから生まれるマインドに関係するのだと私は考えています。
好む、好まざるに寄らず、ベンチャーの運営は命がけです。
ベンチャー起業家は、社会的信頼はほぼゼロで、財務的にもきわめて脆弱な状態から、スタートしています。そこから大きく成長しようとするのですから、当然、高いリスクを取り続ける事になります。
事業のすべての責任は当然社長に掛かってきます。成功すれば良いですが、はっきり言って殆どが失敗するわけで、その失敗のツケは、社長個人が負う事になります。
場合によっては、会社の負債を負ってしまい、自己破産の上に生活自体が困難となることも。自身や家族の生命の危機にさえ至りかねません。
まさに「命がけ」です。
大げさではなく、死ぬか生きるか、です。
このように、リスクは極大で、それをヘッジ方法は少なく、成功確率は極めて低いのがベンチャー。そうわかっていても、起業しよう、係わろうとする人たちが居ます。
正直、賢い人はやらないでしょうね。
また、途中でベンチャーを辞めてしまう人も多く、その理由は、プレッシャーからの逃避です。身も心ももたなくなってしまいんですね。
そんな、リスキーな道を選択した人たちは、どうも、「死ぬ気でやらなくて良い仕事」に、なんの興味も抱かない体になってしまうようです。
私の周囲の起業家の皆さん、10人中8人は、そう仰います。
だから、高いリスクをはらむ、ベンチャー起業を繰り返したりするのでしょう。
これこそが、ベンチャー・スピリットの根源だと思います。