今日もいい天気です。
今年は個人的には最悪の1年でした。
コロナに振り回され、社会の混乱や政治の無能さに怒りや諦めを感じ
会社では理不尽な扱いを受け5月で退職
逆流性食道炎が今年ほど悪化した年はなく
祖母の死も重なり
大好きな札幌にも行けずに
今年も暮れようとしています。
皆さん、それぞれ感じるところはあると思いますが、決して良い年とは言えないはずです。
オミクロンの動向も気になりますし、コロナ前に完全に戻ることは不可能ではないでしょうか。
コロナがもたらしてくれた恩恵の1つに、オンライン化の促進が挙げられるでしょう。
人との接触を減らすため、世の中は一気にオンラインに舵を切らざるを得なくなりました。
日本はオンライン化が進んでいるようで進んでいなかったわけですから、コロナのおかげで、オンラインで何でも完結し、時間や費用の節約につながることに気づかされました。
様々なセミナー、イベントなども、実際に会場で体感した方がいいとはいえ、オンラインであれば遠方からでも本番さながらに楽しめます。
友人や知人同士でも、遠方だからとか関係なく、各々が自宅からつながることもできます。
仮にコロナが収まったとしても、オンラインをうまく併用していくべきですし、そういう時代になったのだと思います。
コロナのおかげで発掘されたビジネスもあります。
新幹線や特急電車の需要が激減したことを受け、空席を利用して、各地から東京まで鮮魚などの特産品を輸送する取り組みです。
例えば、
・北陸新幹線で、富山湾で朝どれした鮮魚を東京へ輸送
・北海道新幹線・東北新幹線で、函館や東北の鮮魚や特産品を東京や埼玉へ輸送
(埼玉での需要も大きいことから、大宮駅での停車時間を4分延長)
・山梨県から特急で八王子へ農産物を輸送
・秩父から特急でぶどうを輸送、逆に池袋から秩父へ東京のグルメを輸送
こうした取り組みは、恐らくコロナがなければ生まれなかったビジネスでしょう。
鉄路であれば、時間も正確ですし、鮮度を落とさず短時間で輸送できます。
確かに、コロナは社会を変えたといえるのではないでしょうか。
様々な無駄があることにも気づかされました。
労働力人口が減少する中、必ずしも人間がやらなくてもいい仕事を自動化したり、AIやロボットが担う動きも広がっています。
コロナに振り回されたとはいえ、感謝すべきことも多いはずであり、自分の生活スタイルや今後のことを考えるきっかけになったのではないでしょうか。