6月13日は三沢光晴さんの命日(14回忌)だった。
毎年、この時期は三沢さんの映像を観てるね。
2009年5月6日、
今回、チョイスした試合は、プロレス生活最後に近い晩年のタッグリーグ戦。
まだ若々しい潮崎豪の後から三沢さん。
しかしこの時期の三沢さんは、ハッキリ言ってコンディションが悪いのは誰の目から見ても明らかだったね。
試合も若い潮崎が2対1で戦ってるかのような試合展開だった。
この日、三沢さんが出した技といえば、エルボー以外、ダイビングボディプレスに潮崎との合体技を出した程度。
試合は潮崎の奮闘によりタッグリーグ決勝戦を勝利で飾るも、三沢さんの表情はパッとしない…
それでもこの試合が観たくなった理由は、試合後の勝利者インタビューにある。
アナウンサーが三沢さんにタッグリーグ戦で優勝した感想を聞くと、、、
「嬉しいですけどね…」
「今日は俺、なんにもやってないんでね…」(観客・笑)
アナウンサー「パートナーに声をかけるとすると、どんな言葉をかけますか?」
三沢「いやぁ、本当にご苦労さん…」(笑)
これには潮崎も思わず苦笑…?
更に、、、
「今日はね、飲み代は俺のおごりでね…まぁ、いつもそうですけどね。」(爆)!!
よく見ると アナウンサー、観客、カメラマン、みんなが大爆笑してるよね!
三沢さんの試合内容はアレだったが…
でもこの日の勝利者インタビューは何回観たことか(笑)。
最後の締めくくりは、
「連休でお金を使ってお金が無い中、こうして観に来てくださって本当にありがたいです。今日は来て良かったなぁ、と思われる試合を今後もしていきますので、ノアよろしくお願いします!」(観客・拍手)
試合中のどこか冴えなくて苦しそうな三沢さんの表情も、最後の笑顔の勝利者インタビューに救われるよね。
あれからもう14年か…
今年もリストバンドくらいは買おうかなぁ。