後編はこちら → 「腸」が重要な、10+1コの理由と役割(後編)今回は、
「健康と長寿のカギを握る臓器」
というテーマで、
人間の体の中でも特に重要な、
あるパーツについてお話をしていきます。
で、まず、
その「臓器」とは何なのか?ということですが、
それは、
「腸」
です。
きっと、「健康」にビンカンで、書籍やテレビなど、
健康にまつわる情報をこまめにチェックしている人にとっては、
特に驚くことではないかもしれませんが、
そうではない一般の人にとっては、
ちょっと意外に思えるはずです。
たとえば、
心臓や肝臓など、他にも気になる臓器はあるだろうし、
健康のポイントや注意点はいろいろ挙げられます。
そうした、いわゆる平均的な人たちにとっては、
「腸」と言ってもピンとこないわけです。
私も当初、
腸の重要性について聞かされるまではそうでした。
ですが、今では、
私自身も毎日、
管理・節制したライフスタイルを送っていますが、
それらはすべて「腸を健康にするため」に行っている
といっても過言ではないほどです。
腸をキレイにし、健康的な状態に保つことによって、
体全体を、自分自身が健康になれる!
そう言いきれるくらい、
腸を意識した生活をしているのです。
では、
なぜ、そこまで腸が重要なのか、腸にこだわるのか、
その10+1コの理由について説明していきます。
1.栄養素の吸収
腸のもっとも代表的な機能がこれでしょう。
「食べ物は口から入り、胃で消化され、腸で吸収される」
おそらく、
子供でも知っている知識です。
言うまでもなく、人間は
必要な栄養を体外から摂取することで生きています。
「食べ物を口からとり入れる」
「胃で消化する」
「腸で吸収する」
「血流にのって、全身に栄養素が行き届く」
このサイクルがあるおかげで生きることができ、
逆に、
このサイクルが崩れると生命活動に支障をきたします。
考えただけでもちょっと怖いですよね。
ものを食べられなくなったり、
栄養をとれなくなったり、
結果、
体がボロボロになって、衰弱していって、
年中、体調不良や病気に悩まされて…。
そんなことが起きたら、とんでもないことです。
しかし!
日本人の9割以上に、そして、きっとあなたにも
それと同じことが実際に起きている可能性が高いのです。
たとえば、この限りではありませんが、
ありがちなパターンとしては、
「メタボ、肥満ぎみ。食事に加え、夜食や間食もとっている」
「いくら食べても太れない。やせすぎている」
「便秘がち。便の回数が少ない。食事量に対し、便の量が少ない」
これらに当てはまる人は、
腸に異常が起きているであろう典型例です。
こうした人は、もっと腸を大切にし、
きちんとケアをしていく必要があります。
2.栄養素の分解作業
「腸で栄養素を吸収する」というのは、
子供でも知っている知識ですが、意外と忘れがちなのが、
「胃の消化だけでなく、腸でも栄養素の分解作業をしている」
ということです。
有名なものでは、乳酸菌やビフィズス菌など、
腸には100種類以上の「腸内細菌」があり、
それらの菌が、
胃で消化された食べ物を、より細かく分解する作業を行い、
それによって、
各栄養素が体内へ吸収されていくわけです。
腸が長い構造になっているのは、
こうした作業を行うためです。
3.血液がつくられる
血液がつくられる場所というと、
「脊髄」を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、
実は、
脊髄でつくれる血液の量はそこまで多くなく、
全身に必要な量をまかなうのは難しいそうです。
で、
一体どこでそれだけの血液がつくられるのかというと、
それが「腸」なのだそうです。
まだ、
すべてのメカニズムが解明されているわけではありませんが、
いずれにせよ、腸が非常に重要な臓器であり、
医師や専門家も非常に注目している器官なのだ!
ということです。
4.ホルモンや神経に関する物質がつくられる
腸で扱う成分というのは、栄養素や血液だけでなく、
ホルモンや神経に関する物質もあるのだそうで、
精神面も含め、腸が体全身の調整を行い、
バランスをとる役割を果たしているのです。
ちなみに、
一説として、
焼肉の部位で「ホルモン」と呼ばれるのは、
このことが関係しているというのも、
かなり有名な話ですね。
5.「第2の脳」
きっとこれも
一度や二度は聞いたことがあるはずです。
腸は、体に良いもの・悪いもの、
体内にとり入れるもの・排泄すべきものを、
しっかり「記憶」している…。
さらに、
緊張しすぎて腹痛を起こしたり、
神経を使いすぎて腹を下してしまったり…。
というように、
腸は脳と似た機能を持っていたり、
脳と密接に連動していることから、
「第2の脳」
と呼ばれるのです。
こうした脳との関連性の深さや、
栄養摂取や免疫機能での働きを考慮しただけでも、
腸がいかに重要な器官なのかが分かります。
後編はこちら → 「腸」が重要な、10+1コの理由と役割(後編)to be continued...
