一通り構造の説明を受けて、
今度は外で、耐火実験とか強度の実験が
始まるので、Xさんに連れられて外に出た。
実験まで少し時間が有ったようで、
開始まで少しの間 待っていた。
Xさんは私たちの元から去って行った。
すると
「スパッツさん、スパッツさん!」
ん??
Xさんがパリッとしたスーツの
風格のある紳士と共に出没した。
それはXさんの上司(多分かなり上の部長)だ。
”げっ うちってかなりの
見込み客の中に入ってるのか?
何だかどんどん三井ホームの
ペースにはまっていくような”
と、内心思ったが、さすがに態度には出せず。
名刺を貰って挨拶を交わし、
実験場に座って実験を見学した。
実験が始まった。
木造で在来工法と2×4のどちらが強いかの実験。
作業着のお兄さんが
スパナみたいなもので、在来工法の骨組みと
2×4の躯体にわざと負荷を与えて
よじれさせ負荷を解放してやる。
そうすると・・・
「在来工法はよじれたままだけれど
2×4は元に戻ります。
地震が来ても、在来工法より2×4は優れています」
と、司会のお姉さんのナレーションが入った。
まあ、司会のお姉さんの言う通りの結果にはなった。
しかし・・・
う~ん 人の手でねじれさせたものって
どうなんだろう??
地震の大きな力では、
もっと違うかもしれないと思ってしまった。
よくセキスイハイムがCMでやっている、
高い所から鉄骨の骨組みを落として
それでも何も異常がありませんいう感じだったら、
確かに強度はありそうな気がする。
なんか微妙な実験だなぁ
次は耐火実験だ。
外壁と内壁(石膏ボード)が
三井ホームのものはどちらも火に強い!
という実験と、
鉄骨製の梁と木製の梁、どちらが火に強いか、
の実験だった。
どちらの実験もガスバーナーで
おもいっきり炙っている。
梁には石がつるしてあって、
しばらくすると鉄骨製の梁が
グニャリと曲がった。
「みなさん、 ご覧ください。
木は鉄より火に強いんです!!!」
と、またまた司会のお姉さんのナレーションが入った。
”ん???ホントかよ~
木が鉄より火に強いなんて、
聞いたことないぞ”
と思ったが、まあ、こういう実験だからなぁ
と、またまた微妙な気持ちになった。

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