ハマる漫画「ダイヤのエース」 | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

野球漫画あまたあれど、これほど
読みながら泣いた漫画はない!
かもしれない。
寺嶋裕二さん
「ダイヤのエース」



45巻まで一括で購入して、現在、この辺りを
読んでいる。なぜ、こんなに感動するのだろうか。

野球漫画と言えば、「メジャー」があるが、
あれも連載時から読んでいた。満田拓也氏の漫画はバレーの漫画から大好きだ。メジャーも面白いし、感動した。しかし、途中で海堂高校を離れたあたりで読むのをやめてしまった。何か物足りなかった。あれから幾星霜。。。以後、野球漫画から離れたかな。

しかし、古くは
「ドカベン」
「侍ジャイアンツ」
「アストロ球団」
「あくたれジャイアンツ」
「すすめパイレーツ」(笑)
など、昭和作品があるが、最近、再び読み始めたが、どの作品も特徴はあるし、一言では語れんもんがあるが、何か「ダイヤのエース」とは全く違う。パイレーツはお笑い、アストロ球団は実現不可能な非現実、侍ジャイアンツもそうかな。あくたれジャイアンツとドカベンは強い野球人たちが活躍するがちょっとリアルさからは遠い。

そこに来て、「ダイヤのエース」はより
リアルな高校野球に思える。高校野球自体は体験したこともないが、超絶厳しい野球の練習、理論、レギュラー争いなど甲子園にかけた高校生たちの煌めくような活躍、挫折と絶望、夢と希望がこの漫画には凝縮されてあると思う。
私はせいぜい、中学野球は死ぬ気でやった経験しかないが、こんな感じだろうと想像するのだ。

作者の絵のチカラ、セリフもすごい。震える気持ちで各コマの絵を見て、その彼らの野球に賭ける想いを一緒に噛み締めることがある。まさに漫画と一体化した私は、家族のいるリビングで一人、ティッシュで涙拭う。ひっそりと。

ネタバレになりますが、先日も主人公沢村の所属する青道高校が夏の都の予選決勝戦であと僅かで負けた時(24巻だったか)などは、私までちょっと気持ちがダウンし、立ち直れないくらいに衝撃的であったのだ。あとアウト一つで甲子園だったのに。。。

作者にはやられた!というか、本当に発狂?しそうになった(笑)漫画のチカラってすごい。この作品シリーズも後半になり、楽しみである。他校のライバルたちもさらに眼前に立ちはだかり、多いに盛り上がるのだろう。楽しみである。

あと、ちょっとした部員同士の小出しなギャグやツッコミも超絶面白いしね〜。

SEE YOU!