北尾トロさんの本2冊読む | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

北尾トロさんの本をまた読みました。
「傍聴弁護人から異議あり!」
である。


本作は裁判傍聴シリーズの最新版かと思いますが、今までとはまるっきり違う。北尾トロさんは視点を弁護人(弁護士)になりきって、裁判傍聴をするのである。しかも、今回のテーマとなる各案件は裁判員裁判を対象にして、かなり、「これをどう弁護するんだい?」と思うような内容が多い。ただ読んでるだけで勉強になります。巻末の弁護士さんとの対談もかなり突っ込んだ話を聴いてます。弁護士も割り切ってやってるし、使命感もすごい。


2冊目は
「中央線で猫とぼく」
である。


これまでの著作にもちょいちょいネコ生活の一端はあったが、本書はがっつりとこれまでの半生のネコとの出会いや生活が収められている。トロさん、こんなにネコ好きだったとは。しかし、大学生以前はまったくネコは触ったことないというのも意外である。ノラネコを大家さんにバレないように飼いつつ、次第に結婚を機に夫婦でネコを飼うために可能な賃貸マンションを探して飼うのである。発情期は私も愛猫ジルの時に2回体験して狼狽したが、トロ夫婦はもっと回数を体験していてかなり参ったようである。ネコ生活は楽しいというのがとにかく伝わり、ニンマリしながら読んだ。内田百閒の「ノラや」みたいに?ネコを愛しているのが伝わってくる作品だ。私もすっかりネコ派であります。

ちなみに、うちのジルは今週末は避妊手術後の抜歯に行ってきます〜。




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