昨年末あたりから、漫画アニメ「ちびまる子ちゃん」の作者のさくらももこさんのエッセイを7冊読んだ。
これらのエッセイは基本、さくらももこさんの近況的な内容も多々あるが、そのほとんどが著者の子供時代の出来事や家族、友人などの昭和な匂いのするエピソード群である。私は年齢的にも近いこともあり、懐かしいしような気もするし、親近感を覚える癒やしなエッセイである。これまで特に読みたいと思ったことがなかったのは少し後悔した。著者さくらももこさんが生きているときに読みたかったな。
父ヒロシやお母さん、姉はまったくアニメちびまる子ちゃんとおんなじである。
読んだのは
もものかんづめ
たいのおかしら
さるのこしかけ
まるこだった
あのころ
ももこの話
そういうふうにできている
の7冊である。
まるこは、さくらももこそのもので、ちびまる子ちゃんワールドはさくらももこさんの幼少期そのまんまである。面白いエピソード満載であるが、著者の捉え方が面白いのだ。なんと表現したらいいのだろうか、さくらももこ調は冴え渡っているエッセイだ。すっかりさくらももこファンになってしまった(^^)
昨年夏にさくらももこさんはお亡くなりになり、本当にかなしい。エッセイにもあるがかなり体、健康にも気をつけていたようなのに実に、実に残念である。遺された作品エッセイなどはほかにもあるので、順次読んでみたい。
お気に入りエッセイですよ、これ(^^)
心に染みるエッセイ、さくらももこさん、ありがとう、ありがとう。
SEE YOU!