ごめん町 | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

昼休みに勤務先の近傍の南国市ごめん町を歩いた。
謝っているわけでもないのに「ごめん町」なのは、ワケがある。
町の名の由来は、野中兼山が物部川に巨堰を作り、灌漑用の水路網を南国市内に張り巡らせたが、併せてその水路は舟入川も作り、山地の産品も城下に運びました。その中継地点であるのが、このごめん町であるが、最初はほとんど人は住んでおらない地であった。
中継地点としての発展のためには人が住まないことには始まらない。そこで移住政策として、野中兼山は当地に住めばあらゆる税が免除されるという特典をつけた。そのうち、そのために人が住み始め町の発展が促進され、やがて、「御免町」となり、今は「ごめん町」という。

あれから400年が経った、ごめん町はかなり寂しいシャッター通りになっていた。

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町の一角には防災コミュニティができているが。歩いている人はいない。

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チラシのタイトルが今の仕事な私は、ビクりとしてしまう(^-^;


通りにいるのはアンパンマンキャラたちであった。

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妙に癒される(=゚ω゚)ノ


商店街の中を突っ切り、その向こうには大きな神社があった。樹齢数百年だか千年だかを思わせる巨木がそびえる日吉神社でした。しかし、駐車場じゃないぞ?車がなぜあるか?神聖な神社内に。



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日吉神社、ずっと町の盛衰を見守ってきたに違いない。


この街中にやはり、野中兼山の用水路が見えた。今は稲作の始まりなんで、水は濁りながらも南国市南部へ続く水が流れていた。

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南国市は歴史あるまち。
なんせ、ごめん町よりはるかに古い歴史が北部にある「土佐のまほろば」があり、古代、中世の政治の中枢でしたから。今度はそこを歩きたいもんだ。


SEE YOU!