新しい土佐・山内家資料館に関する講演 | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

今日は、土佐の歴史研究をしている

土佐史談会主催の講演会に行ってきました。

(土佐史談会に至ってはなんと!今年で創設100年という歴史を持つ歴史家集団(って言ってよいのか?)である。

 

今回の講演テーマは新しい土佐・山内家資料館である

高知城歴史博物館

に関する話を渡辺館長が講演してくださいました。

オープンは2017年3月である。

 

場所は、文学館であった。

 

 

 

土佐史談会の総会の後だったのですが、少し早く着いたので

外で待つことに。

私としても現在、土佐史談会に興味があり、同団体の過去資料

である古冊子を読んでいます。もちろん、野中兼山関係である。

よし、こうなったら同会に入って、高知のことを知る機会を

作ろうと、受付で年会費6000円を払って入会したのである。

であるからして、今回の講演も無料となった。(特典ですね)

 

よし、俺も今日から土佐史談会メンバーとして活動しよう♪

 

さて、講演が始まった。

メンバーは人生の先輩方が多いようであるが、中学生を連れたお父さんらしきもいるし、女性もいた。

 

 

 

 

 

 

所蔵されている山内家資料はなんと67,000点にものぼる。

特徴としては、古文書等の文書資料とともに美術工芸品等の点数もあり、藩経済の書類に加えて、「長帳」という藩内外の武士たちの裏方的内情のやりとり文書など細かいものまで残っており、当時の状況が多彩に深く見えて来て、他藩には残存範囲に全国的にも注目されているという。研究者の間でも研究が進むことだろうとのことである。

 

また、「幕末から明治にかけての山内家関係資料」も一挙に公開していくとのことだ。3600点もあるという。「古写真」もかなりあるらしく、これでひとつの資料館ができるくらいあるとのことだ。これは楽しみだ。その他、殖産産業、民俗資料も存在するので、あらたな活用もできるかもしれませんね。

 

予定より、少し講演は時間オーバーしたみたいだったが、盛況であったようである。

渡辺館長は最後にこう言った。

「この新館が高知県民の自慢となってほしい!そういう施設になってほしい」と。

 

外に出たら、新館がそびえていた。

 

 

 

 

 

SEE YOU!