ティモシー・ライバックさんの「ヒトラーの秘密図書館」を読みました! | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

買ってから、しばらく読んでいなかったのだが
この和訳本を読みました。

ティモシー・ライバックさんの
「ヒトラーの秘密図書館」
である。





ヒトラーのヨーロッパにおける政策、特にあの
ユダヤ人に対するものは何から来たものか。
彼自身がそこまでした理由は何なのか、そういう
点で、彼の私生活部分が見えてくるのが、
ヒトラーの読書生活だという。
相当な読書家だったようである。この本からの
引用はヒトラーの演説でも出てくるようだ。

反ユダヤ思想への起源がわかる本である。

ヒトラーの読んでいた本の多くは、いま、
アメリカ議会図書館に保存されている。
しかし、15000冊のヒトラーの蔵書の
ほとんどは、第二次世界大戦ドイツ敗戦と同時に
世界中に散逸したようで、その一部がこの図書館
にあるという。

筆者は、その残された本の内容とヒトラーが直に
カキコしたアンダーラインや感嘆符などから
当時の置かれた立場、思想、政策などから導かれた
ヒトラーの行動、想いを、異質な政策を客観的に記している。

読んで、やはり唖然とするばかりである。


SEE YOU!