但馬オサムさんの「世界の子供たちに夢を」を読みました! | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

県立図書館で借りた本である。
前回のこれ「原爆投下は予測されていた」に続く本です。

今回は
但馬オサムさんの
「世界の子供たちに夢を」
~タツノコプロ創始者 天才・吉田竜夫の軌跡~
である。




タツノコプロと言えば、あのアニメ
ガッチャマンである。
みなしごハッチ
である。


ガッチャマンは今では実写版の映画にもなっている。


この本は、漫画がまだ世に出る頃のハナシから
始まる。タツノコプロの創始以前は、漫画はほんの
一部の分野であった。
今では当たり前の漫画の世界、アニメの世界だが
当時は小説と挿絵が入ったものもまだまだあり、
むしろ、漫画というより、紙芝居の延長のような
ものである。
当時の子供たちは活字と絵の両方でいろんな世界を
垣間みることができた、夢見たのだ。
それを実現したのが抜群の挿絵で盛り上げたのが
吉田氏だった。梶原一騎氏とのコラボが有名である。
なにせ昭和30年代ごろのハナシであある。

この分厚い本のこ解説なんて、とてもできないけど
上記の以後、アニメの世界に邁進するタツノコプロの
裏舞台を読むにつれ、吉田氏の人柄、また、アニメに
かける想いを知ることになる。

いろんな作品があるが、なじみが深いのは
ガッチャマン。これは決して今の朝番組でやっている
感じではないことは今の人は知ってるだろうか。

みなしごハッチの創始のハナシも興味深かった。
すべての作品に共通するのは
世界の子供たちに夢を!
作品に込めた想いをぜひ、多くの方に知ってほしい。
素晴らしい吉田竜夫氏の生涯である。

吉田さんが最終的にやりたかったディズニーランドのような
アミューズメントパークの夢。
いつか叶うかもしれないな。

SEE YOU!