ポッドキャスト×ウォーキング | がんばる地上の星たち!高知と松山のまんなか・仁淀川町

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土佐の山間・仁淀川町(によどがわちょう)の(元)地域支援企画員の日記!

休日はウォーキングから始まると言っていいかなと思う。
朝起きて、読書をしていても、なんだか歩きたくなる。
うずうずしてくる感じだ。

そんな時は、さっと着替えて、iPhoneもって家を出る。
自宅から少し離れたとこを歩こうと昨日の朝も出たのだ。

iPhoneに入っている曲もなんだか飽きたので
ポッドキャストで好きな話題を聞きながら歩くことにした。

もうここ1年以上はずっとそうだが読む本は、海外旅本関係が
多いので、ポッドキャストでもその類いを検索したら
旅する本箱ってのがあった。
まあ、いわゆるバックパッカー向けみたいなちょっと変わった紀行
ものの本の紹介を2人の雑談とも言えないようなトークで始まる
かなりゆる~い感じのポッドキャストなのである。

画面を見たら、いきなり読んだことのある高野秀行さんの南米旅の本である
「巨流アマゾンを遡れ」があったので、数ヶ月前に聴いたので
今回は別の本の話題を聴くことにした。

二人のかけあいが妙におもろいのだ。ちっとも本の紹介をしないし、まったく関係のない話題へ突っ走っている点がこれまた内容に引き込まれていく♪


そうこうしているうちに、私のウォーキングの足は、すでに高知市福井町あたりに
さしかかっていた。

土佐の偉人とも言える人、鹿持雅持さんの生家前に来ていたので、せっかくなので見に行くことにした。



足下の花が綺麗で、この緑地はほっとする。これはアヤメですか?


生家跡はどうやらこの小道の下らしい。


おお!
っと思いつつ、基本、家や施設らしいものは何も無く、たんなる公園広場みたいな感じであったのには拍子抜けしたが、ちゃんとした看板や顕彰碑が建っていたので、地域大切にされているなと感じた。
うーむ、仁淀川町の金子直吉さんもこれくらいの扱いになってもよさそうなものなのだが。



この方は貧しい中にこの地で生涯研究者として過ごしている。
特に万葉集の研究では随一であろうか。





景色を見つつ、朝の気持ちのよい空気、涼しい風、清涼感のなかで、妙にシュールな感じのこのポッドキャストの掛け合いの楽しさにぷぷっと笑いも出てしまう、地域の歴史にも触れつつ、ディープな高知市
探検する。
うーむ、おもしろい!!



このあたりは、高知市にして、けっこう、農業も盛んなのだろうか。
倉庫前にはハウスで栽培され、いまその出荷であろうか花卉類が
並べられていた。
っていうか、ここで売っているのか?
誰も人の気配はないけど。




なんだか、旧家も多い気がする。
この家屋は相当古いな~!貴重であるな。






ポッドキャストの話題では
私も先日読んで、本当に感動&驚嘆した
角幡唯介さんの「空白の5マイル」
の話題になっていた。

この本はノンフィクション、このポッドキャストの2人は相当読み込んでいるなと感心しながら、読んだ作品のことなので私もそうだよな、とか、改めて感心したり、確認したりとなんだか、にやにやしながら歩いていた。(たぶん)



私の足は、全く気ままに、未知の道、興味のある方向へ向きながら、
福井エリアの天満宮前に来ていた。




いわゆる氏子さんらがずっと守ってきたものだろうな。
地域の守りである。



うーむ、厳かな気分になるね。。。


と同時に、ポッドキャストの話題も面白いので
妙な気分だ♪



通りの脇の家には、木陰に屋根を付けて、テーブルと机のある
なんとも癒しのスペースがあった、
きっとここでご近所さん同士や親しい人などが話をしたり
時にはちょっとお茶やビールを飲んだりしてそうな場所が
あった。いいね、こういうの。



福井エリアは、きっとこんなに住宅が増える前は
しずかな農村だったように思う。農業をされている家も多いし、
なんとなく昭和初期を感じるようなたたずまいな家や塀があるし。





この石垣、レンガ造りの塀なんか、なかなか趣があるな~☆

コンビニや店が多くなったエリアに来たら
こんな看板の薬局があった。
なんかあったときのため?に、記憶しておこう。(笑)




ちょっとした水路があったが、水はとっても綺麗だった。




この日は土曜日だったが、朝からランドセルを背負った
子供たちが行き交うが、今日は行事があるのだろうな。
こういう朝の風景もいいもんだ。



あの壁は、川の土手(コンクリート)だな。
紅水川のものだな。とにかく、行ったことの無い
静かなルートを選ぶ。
静かなルートを選ぶのも、もちろん、ポッドキャストの話を
聞き逃さないためにもなのだが、同時にこの行ったことのない、
知られざる高知市内もなかなか面白いのである。





うーむ、あいかわらずコンクリートで塗り固められた
排水をスムーズに流すためだけの機能優先な人口的な川だ。
でも、堆積した土に上流から植物の種が流れ着き、そこから
草がはえ、なんとなく緑地が生まれ、そこに虫がいつき、魚たちの
エサとなり、なんとなく賑やかに鯉たちがもぞもぞしている。



万々エリアを抜けて、八反町のほうへ歩は進んだ。
そこには開発を免れた田んぼが広がっていて、高知市の真ん中じゃないみたいな風景を見せていた。



傍らにあった看板がおもしろい。
そこらの高知のおばちゃんがいいそうなテンポというか調子で
綴られたウンコ撲滅啓発看板であった。


ここまで、1時間半近く歩いてきて、そろそろ周回してきた感がある。
自宅付近まで帰ってきたのだ。
ポッドキャストもそろそろ飽きてきたというより、体全体が適度に披露してきたのだろうか、ノドも乾いてきた。

また、行こう、
知らない高知市内を歩く、
ポッドキャストととともに。
(‐^▽^‐)







川ではひらひらと亀が気持ちよさげに漂っていた。



SEE YOU!