手足のしびれについて | 徒然なるままに

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手足のしびれを経験している方は、多いのではないでしょうか。

しびれというのは、何等かのからだの異変を警告していると考えてください。

 

しびれと言ってもいろいろあり、長く正座をしていて起こるような、原因がはっきりとしているものもありますが、突然起きるしびれもあります。

特に気を付けなければならないしびれに、手足全体のしびれ、すなわち半身がしびれる症状は、気を付ける必要があり、できるだけ早めに医者にかかることをお勧めします。

なぜならば、一過性虚血発作ではないかと考えて検査をしなければならないからです。

また、手先だけのしびれの場合は、末梢神経炎という手足の先がしびれる病気が疑われますが、この場合は片側だけではなく、左右両方がしびれる場合がほとんどです。

 

他に手のしびれというと、頚椎症(けいついしょう)といって、頸の骨が変化して神経を圧迫することにより、手のしびれとして症状が出てきますが、この場合は、神経の走行に沿ったしびれとなるため、手全体のしびれにはなりません。

 

しびれの症状だけで脳梗塞かどうか診断するのは、現実には難しい場合が多いのですが、まれではありますが、手先、特に親指だけのしびれと、同じ側の口の周囲のしびれの場合は、脳梗塞も疑われますので、早めに脳神経外科の受診をお勧めします。

せっかく体が警告をしているのに、その原因をそのままにしておいて、病気を重症化させてしまうほど残念なことはないので、おかしいと感じたら我慢せず受診することをお勧めします。