破戒 | スヌのブログ

スヌのブログ

永遠☆のパク・ヨンハさん♡ 2022年「Silent」で 目黒漣さんに出会い♥SnowManに ドハマリしてまぁ~す♪心地よい 底なし沼状態♡


アメンバー申請は コメントのやり取りを 何度かした方に 限らせていただきます<m(__)m>ごめんなさい<m(__)m>

 

基本情報

解説・あらすじ

かつて木下恵介監督や市川崑監督により映画化されたこともある島崎藤村の長編小説を、『全員死刑』などの間宮祥太朗主演で映画化。被差別部落出身という自らの出自を隠して生きる小学校教師の葛藤を描く。監督を『発熱天使』などの前田和男、脚本を『孤高のメス』などの加藤正人と『銀のエンゼル』などの木田紀生が担当。共演には『記憶の技法』などの石井杏奈、『ポンチョに夜明けの風はらませて』などの矢本悠馬のほか、高橋和也、竹中直人、石橋蓮司、眞島秀和らが名を連ねる。

被差別部落出身の瀬川丑松(間宮祥太朗)は、自らの出自を隠し通すよう亡き父から強く戒められており、地元から離れた場所にある小学校の教員職に就く。教師としては生徒に慕われながらも、出自を隠すため誰にも心を許せないことに苦しみ、一方で下宿先の士族出身の女性・志保(石井杏奈)に恋心を寄せていた。やがて、彼の出自について周囲が疑念を抱き始める中、丑松は被差別部落出身の思想家・猪子蓮太郎(眞島秀和)に心酔していく。

出典:シネマトゥディ

 

 

島崎藤村の長編小説を 映画化したものです。

 

昔 社会科の授業で

日本人は かつて

「士農工商、、、穢多非人」という差別をされていたと習ったことがあります

 

穢多非人とは

士農工商たち(同じ人間)とは 違って

「人外」として 差別されていたと・・・

 

明治維新で

穢多非人などの呼び方を廃止したので、これからは身分職業とも平民と同様にする。

となった

 

にもかかわらず

まだ 受け入れてもらえず

 

穢多非人らは ある一部の地域に集まって

暮らしていた、その地方は部落を呼ばれている

 

瀬川丑松は 父親から

この部落を離れる時に

「決して この部落出身」ということは 誰にも 話すな!と言われていました。

 

瀬川は 勉学に励み

小学校の教師として

生徒たちからも 信頼のある教師です

 

下宿先である寺には

幼女になって 寺で奉公している 士族出身の志保に

恋心を抱きますが

部落出身ということから

思いを告げることも出来ず

 

そんな瀬川は

同じく穢多であると

堂々として生きている

思想家の猪子蓮太郎に心酔していきます

 

猪子に 手紙を 何度も書き

ある日 猪子と面会できることもできますが

 

事件が起き・・・

 

その事がキッカケで

瀬川は 自分が穢多であることを

生徒の前で 打ち明ける決意をします

 

ずっと 苦しかったのです

自分の身分を隠していることが

たまたま そのような身分に生まれただけなのに

何故 人として扱われないのか?

何故 自分の故郷の事を語ることができないのか?

何故 好きな人に 思いを告げることができないのか?

 

 

そして 「破戒」

 

良い映画でした。

 

島崎藤村氏の作品は 読んだことがなく

この作品も 勿論 知らなくて

 

良い映画でした!

 

主演の間宮祥太朗さんが

とても 誠実であり 苦悩する教師を演じていて

同僚であり 瀬川の味方でもある

教師を

大好きな 矢本悠馬さんが 演じていて

矢本さんが出てくると

ホント 癒されるなぁ~って

 

日本にも

しかも 明治時代にも

こんな 酷い身分制度があったことを

知ってほしい

そんな映画でした。

 

アマゾンプライムにて鑑賞