開館25周年記念展 京都 細見美術館の名品 -琳派、若冲、ときめきの日本美術- | sunshineのブログ

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京都・細見美術館は、昭和の実業家 細見良氏(初代古香庵)に始まる細見家三代が、80年近くを費やして蒐集した名品が揃っています。その開館25周年を記念して、選りすぐりの作品 約100件を一堂に紹介する展覧会が開催されています。江戸絵画をはじめ、各時代や分野を象徴する優品、仏画や荘厳具にみる祈りの美、細見家好みの茶の湯の美術、華麗な蒔絵や七宝と風俗画、日本美の象徴・琳派などが揃っています。

 

いずれも写真撮影は禁止ですので

いろんなところのhpから画像を拝借

鈴木其一 水辺家鴨図屛風 江戸後期

 

金銅誕生釈迦仏立像 飛鳥時代

 

上から)〇金銅三昧耶五鈷鈴 鎌倉時代 〇金銅五鈷杵 平安後期 〇金銅金剛盤 室町時代 

 

志野茶碗 銘「弁慶」 桃山時代

 

芦屋十一面観音香炉釜 天文3年(1534

大きくぼってりとした優美な釜です

 

根来亀甲文瓶子 室町時代

根来はたくさん展示されていました。

 

葛飾北斎 五美人図 江戸後期

北斎の肉筆画

キセルを吸っているのがお母さん。

娘たちは物色中。

古今東西、おべべ選びは楽しいです。

 

花車図屛風 江戸後期

ちょうど今の時期にふさわしい花が描かれていました。

 

本阿弥光悦 書/ 俵屋宗達 下絵 月梅下絵和歌書扇面 江戸前期 

本阿弥光悦 書/ 俵屋宗達 下絵 月梅下絵和歌書扇面 江戸前期

おしゃれな片身替わり

 

 

酒井抱一 桜に小禽図 江戸後期

酒井抱一 桜に小禽図 江戸後期

うますぎる抱一

 

写真はないですが

千利休 消息「釜の文」

注文の釜が出来上がって、なかなか良いものですが、気に入らなければ直します

なんてことを書かれてました。

茶席の入りにこういう軸がかかっていたら

釜を見るしかないですよね。

 

中村芳中「白梅小禽図屏風」

たらしこみの技法で描かれたどっしりした幹から枝が伸びて

その先にはぽってりと彩色された梅の花が咲いています。

その枝の上には、ポップな鳥が描かれていて

優美な幹とポップな鳥が同じ画面に描かれているので

「なんじゃこれ、最高に面白い」

と思った絵です。

中村芳中は他にも「朝顔図」

「月に萩鹿図」などツボにハマる作品がザクザクで、いっぺんにファンになってしまいました。

 

神坂雪佳「金魚玉図」

金魚鉢の中で泳ぐ金魚がガラスを通して外界にいる私と目を合わせているかのような作品。金魚を正面からとらえユニークな姿で表現しているのに、金泥のたらしこみによって立体的に描き出していて、面白おかしい不思議な作品でした。