アンパンマンは行く! | Just a diary

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抗がん剤に伴う生理用食塩水のしわざで、顔がパンパンになり、たぶん他の部分も、人知れずむくんでいたであろう、アンパンマンのわたし。

2日間抗がん剤を入れて、後は生理用食塩水で流す。入れるんだか出すんだか、抗がん剤と生食に翻弄されるわたしの体。

2日の間に3kg増量したわたしの体は、その後
3日間で、5kgの減量を遂げるという、なんだか忙しい状態に。

まず、手術前の1ヶ月、夏バテしたのか、食べ物が喉を通らなくなり、最後の方では、カロリーメイトの固形をカロリーメイト飲料で流し込むような食生活。

あまりに急激に痩せたので、病院に行くが、あいにく消化器科の先生がお休みとのことで、翌日再来院。

胃カメラ終わったところで、医師から胃がん、それも状態が良くないと聞かされる。

ショックはあった。けれどその後の忙しさが勝っていた。

あっという間に手術の日が来て、寝てる間に(アタリマエか)手術が終わり、苦しくもあったけど、退院をして、

そして、第1回の抗がん剤治療。


これがねーーーこれがね?ンモォ~たいへん!

生食でパンパンになった体。時間が経てば、そりゃあすっきりするだろうど、今度はご飯が食べられない。

手術前から体重が落ちて、ガリガリなった体、抗がん剤の副作用もあってか、味も匂いも、ものすごく強く感じられるようになっちゃった。

これが芸術の世界なんかだと、研ぎ澄まされた感性とか褒め称えられるんだろうけど……

こーんな感じの食事を前に、




味や匂いにおののくわたし。ふだんの食いしん坊も形無し……やれやれ





そしてそれから3日の間に、5kgの減量を遂げるのである。

リハビリはあったものの、毎日9時消灯の入院生活。

朝方3時か4時には目が覚めて、こっそりイヤホンを使って観るテレビはテレビショッピングばかりで、そろそろ起き上がっては、ナースステーション前の体重計に乗るのを日課としていたわたし。

驚かせた看護師の皆さま。ごめんなさい。

ガリガリのおばちゃんが、暗い廊下をとぼとぼと、ナースステーションの前で立ち止まる……

ホラーかい!