20240312_diary、お猫様、空の音、企業について | 都のブログ

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紐を注視するお猫様

相変わらず長くなる癖を、どうもすみません。

メガネやコンタクト新調しなくてはと思いつつ、ぼんやりと、乱視で輪郭の曖昧な世界を見ています。
雨、なかなか止みませんな。
泣いているのですか。

美しい景色はどこにあったのか、私はまだそれを見ていない気がします。

(突拍子もない)

話が飛びますが、ずっと会いたかったお猫様に会ってきました。
というかずっとゆっくり会えていなかった幼馴染(といいつつ中学からの友人)に会ってきました。楽しかった。そして新居、お洒落で綺麗で素敵でした、良いなぁ。

もう一人の幼馴染とはずっと会ってないな、ごめん。。

春先に事務手続きで山梨に行くと、有り難いことにわりと晴天で、結構な確率で盛大に花粉を浴びます。
それで副鼻腔炎になることもありますが、私は元気です。

明るい照射のもとで広い青い空を見ていて、昔、春には空の音がすると思ったことを思い出しました。『The Piano Song / Cork』という曲のイントロみたいな音で、日溜りの中で花が咲き揺れるのを感じながら、その音が遠い空から響いてきて、時の存在を知るような感覚。

そして、青い空を見ながら同時に、パレスチナ出身の方のお話を思い出していました。

その方は、2年前に日本に訪れた際、街並みを見て、とても近代的で発展した美しいところだと感じたと話してくれました。
それでも、とても簡素でシンプルな生活だったけれど、ガザの街やそこでの生活のあたたかな時間を、懐かしく恋しく思い出すとおっしゃっていました。
言葉を通じて(通訳者の言葉と合わせてですが)、不思議に唐突に、その方の人生や遠い街の空や空気を、直に受け取ったような感覚を得ました。

「私たちは生きることを愛している」と、仰った言葉が心に残ります。

その方は、いま毎夜、ガザにいるご家族や親戚の夢を見るそうです。金網越しに僅かな食料を渡そうと必死になって体を捩らせ腕を伸ばし、甥っ子の小さな手を握り、その温もりに束の間安堵し、唐突に夢から覚め… 夢と現実との境が曖昧なような毎日を過ごし、心が疲弊しているそうです。

技術者は、人を殺そうとして開発をしているのではない、ですよね。

山梨に本社のあるファナックが生産販売しているロボットやシステムが、イスラエル軍の武器製造等に使用されているそうです。

ロボット開発には多大な時間や労力が掛かっていることを想像します。技術者たちやそれを支える社員や関係者等の苦労は計り知れないことでしょう。
その方々の中で、人を殺そうという目的を持って、この事業に取り組んだ方はいますか? いらっしゃらないですよね?
2019年に人権方針を制定し、人に危害を与えることのないようその責務をご自覚しておられます。加害に関わる危険性をご自覚しているのだと思います。

皆さんはいま、目の前で起きている虐殺を、どのような想いで受け止めておられるでしょうか。
社内でも、販売停止、虐殺への加担を止めなくてはならないという声が上がっているのではないでしょうか。

企業に虐殺に加担してほしくない。
いま起きている虐殺を止めなくてはならない。
死んでほしくない。
生きていてほしい。

この、人間として当たり前の感覚を表明することを、躊躇わずにいてほしいです。
署名、ご協力いただける方いたら、お願いします。
https://chng.it/dLvSzZ7cZZ

人間の営みを、壊さぬ明日を。

健康に生きましょう。
また。

包み紙に包まれたいお猫様

マグカップに入った紅茶