イメージコンサルタントのオシゴト
最近読み終わった when life gives you Lululemons で思った。
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プラダを着た悪魔の続々編で、あの映画ではエミリー・ブラントが演じてた“エミリー”が主役のスピンオフ。ニューヨークからハリウッドに移ってイメージコンサルタントをしてる設定。スキャンダルでイメージを崩したセレブ達を、あの手この手、頭と経験で再構築するってのが仕事らしい。
ところどころ実名のセレブの名前が挙がってくるけど、メインはその事じゃなく、ひょんな事から知り合いの知り合いの政治家の妻の不名誉なスキャンダルを知り、彼女のイメージを再構築していくって流れなんだけど、この内容で思ったのが去年の全米オープン女子決勝でのセリーナの行いのその後。
あの後、彼女の尻ぬぐいにWTA、女子テニス協会が巻き込まれたり、静かなる世論(※彼女が黒人だから大っぴらには叩かれないのがアメリカ)のプレッシャーからか、罰金だけで済んだらしい。出場停止とかのペナルティーは一切ない。
信じられない💢
セリーナは全米以降の試合はすべてキャンセルしていた。わざわざ人前に出てきてブーイングを受けるような人じゃないし、第一普段から全米以降の試合ってあまり出ない人だし。それはそれで皆納得していた。
どのツラ下げて(失礼) 全豪に出てくるんだろうって思ってた。
それがなんと!年末年始の大イベント、全豪前の大目玉のホップマンカップにノコノコ出てきたではないか!!!
いつも出ないのになんで出てきたか。それは、ロジャーも出るから。
ロジャーがいれば絶対に観客からブーイングされないから。これにはまいったね。彼女のエージェントはすごいと思った。
案の定、ロジャーのダブルス(スイス)vs セリーナのダブルス(アメリカ)で、世紀のミックスダブルス一大イベントとして会場は満員御礼だし、セリーナは上手い事テニスの大舞台にしらっと戻ることに大成功した。
セリーナはロジャーを使ったのだ。
ロジャーはスイス人だからね、淡々と自分に課された仕事をこなしただけ。彼だっていろいろ思うところはあるとおもうけど、それはセリーナを昔のよしみで助けたって事だろう。試合後のオンコートインタヴューでは仲の良いところをセルフィーしたりしてうまくやってた。
というか、これもセリーナのイメージ回復プロジェクトの一環で、司会者はこうするようにってシナリオありきだったんだろうけど。とにかくセリーナは上手くそれにのって、一人じゃなく、ロジャーの人気に便乗してこのイベントをやりとおした。
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イメージコンサルタントって絶対いると思う。政治の世界にはポリティカルアドバイザーってのがいるしね。
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自分のイメージくらい、っていうか、自分が蒔いた種は自分で始末しろよセリーナ!って思った。「私は母親なのよ?!」なんでしょ?きっちり自分で謝りなさいよ。そういう行いしているとね(一度や二度じゃないし)、あとで罰当たるよ。怖いのはね、自分にバチが当たるんじゃなくて、子供に降りかかる事なのよ。そもそも、きちんと謝れない大人を見て育つ子供がきちんと育つわけないし。
ついでに頭に来たのはアメリカメディアだ。とにかくセリーナを持ち上げる持ち上げる。これもシナリオ通りなんだろうけど、例えばこれがセリーナじゃなくシャラポワだったり、他の外国人選手だったら大変だよ?叩くからね、アメリカ人(苦笑)
ホップマンカップも全豪オープンも、セリーナを持ち上げ、いまだに『被害者』として話を進めているのを聞いて、まじめに吐き気がした。可愛そうなのは、本当の被害者の審判だ。コート脇で座っていたときにもカメラで抜かれて、「That's him! He's there. What's he thinking?」とか、マッケンロー弟が「いた、彼がいた!何考えてるんだろう」とか、
どの口が言ってるんじゃ!!!怒
とか思ったね。マッケンロー弟って私苦手なんだけど、こいつ、なんで被害者の審判を犯人扱いするんだよって頭に来た。
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とにかくだ、この理不尽な世の中、信じられるものは自分の信念だけです(笑)