「小さい子にとって、母親は特別な存在」
これはよく聞いてきたことだし、我が子に接していても、そういうが実感ありました。
夫が、4歳息子から塩対応を受けているとき(例えば抱っこさせてもらえないとか)、「あらら、気の毒」みたいな、どっか余裕というか、他人事というか、上から目線で見てるような。一般的にも、子供にとって母という存在は特別だし、わたしも我が子にとってはそうなんだ、と思っていました。
日曜日の昨日は、私一人で出かけました。息子はいつも通り外に出たがらず、夫とお留守番。デパートとスーパーに行き、2時間半くらいで家に戻りました。大荷物を抱えて汗びっしょりの私がリビングに着くと、夫と息子は二人で遊んでいて、
夫「あっ、誰か帰ってきたよ」
息子「(振り向きざまに私の顔を見てから)はぁ~っ(溜息)」
た、溜息!?なっ、なにーーー!!
そのとき出た言葉は「お帰りとかないの!?めっちゃ失礼やし!」だけでしたが、、心の中では
「きーっ、腹立つーーー」
「父の日のプレゼント(夫用)買いに行ってたんですけど!!」
「君らの食糧買ってきたんですけど!!」
「息子君のお土産まで買ってきたんですけど!!」
「お帰り!くらい言ってくれても良くない?ひどい!」
「息子は嬉しそうに玄関までお迎えに来てくれることもあったのに・・・」
完全に鼻をへし折られました。
そして、前回のブログにも書きましたが、週末を迎える前からとても憂鬱で、私自身が「一人になりたい」という気持ちが強かったから、息子の態度も当然なのかも(私が家族との時間を喜んでないから自業自得)みたいな考えも出てきていました。。そしてその後は、「気にしないようにしよう」で放置。
今日は月曜日ですが幼稚園自体がたまたまお休みなので、いつもより心穏やかに過ごせるはずと思っていました。だけど、なんかモヤモヤするので昨日のことを思い返してみると、心が揺さぶられたこの件を思い出しました。
インナーチャイルドケアをやって、「腹立つー」という怒りの奥には、「わたしが思っていたほどには、息子から慕われていないのか・・」という切なさ、屈辱感、無価値観、劣等感、「これまでは夫を見下してたんだ」という罪悪感、「調子乗ってた」という恥ずかしさもありました。それに、自業自得と思う背景に、いくつかの思い込みもありました。
それらの感情一つ一つをインナーチャイルドから受け取って、自分の思い込みを確認して、フラットなものに置き換えてみると、だいぶ気持ちが楽になりました。
「ま、そういう日もあるよね。そういうこともあるよね。」と気楽にとらえることができるようになりました。
これからも、こまめにインナーチャイルドケアをやっていきたいと思います。
おやすみなさい