■ 手順にこだわるのは、こういう理由からです。
私はお仕事を引き受けると、
とにもかくにも、『手順』を作ります。
誰がやっても同じクオリティで仕事ができるように。
…という目的もありますが、
次の引継ぎにも便利ですし、スタッフの交代もやりやすくなりますし、
何より、ミスをしたときに、ミスをした理由が探しやすいからです。
手順通りにやっていたのか?
手順をどうして守らなかったのか?
手順がそもそも正しかったのか?
こまめにスタッフ本人や、私とでそれを話し合い、
時にはほかのスタッフに第三者の視点で見てもらって
アイデアを出したりもします。
他の現場ではこうしていた。
似た作業でこういうことをしたことがある。
あのツールを使うと、こういうメリットがある…。
そういう話し合いを経て、スタッフが育つ。
みんなスキルをスタッフとの会話で全出ししてますから、
スタッフがシェアしあって、どんどん頼もしくなる…。
時々、私必要か?と思う時があるくらい^^
■ ルールを守らないなら、仲間にはなれない
でも、逆に、『手順』をおろそかにする人は、
私はお仕事を一緒にすることを遠慮させてもらっています。
『私はこうしていた』 『こうする方が楽だから』
前任者や担当者とディスカッションすることもなく
勝手にルールを変える人は、
これまでの経験上、大事なことをおろそかにして、
いつか大きな失敗をするから。
私自身のことも、もちろん含めて。
これは自戒の念も込めて。
長年働いていた現場で、
大小の医療事故をたくさん見てきたので、
これは確信して言えます。
謙虚であること、
真面目であること、
素直であること。
これは、事務に限らず、
作業を伴う現場では稀有な才能で、
人間ってやっぱり、一瞬の気のゆるみや、
「ま、いいか」という気持ちが、ふっとさす瞬間がある。
だから、ミスを起こしても、
ミスが小さく済むように、すぐに対応できるように、
かつ、出来るだけミスが起きないように手を打つことが必要で。
現場に投入されているコストと比例はしますが、
大きな現場では出来るだけ手順を単純化して、
何度も見直して、可能な限りスタッフ複数の目でチェックをする。
それでも、やはり取りこぼすことがある…。
このジレンマと、もぐらたたきのような工程に気が遠くなります
■ 失敗は、いろんなものをダメにするから、できるだけ防ぎたい
いつも思うこと。
失敗すると、いろんなものをダメにする。
その場でのメンツも、長期的な信頼も。
印象も、プライドも、自分の中に積み上げてきたものが
ガラガラと崩れ落ちる時があります。
一度の失敗で、会社が吹き飛ぶ事例もあります。
私達も、失敗で案件や仕事を失うことは十分ありうる。
失敗は、絶対に起きるもの。
人間ですから、ヒューマンエラーは無くせない。
でも、大きいミスを起こさないように、
小さいミスで済んでいるうちに拾って、直していく。
そうして、少しでも理想に近づいていく。
今日もスタッフと、本当に少しずつですが、
前進して、試行錯誤を繰り返します。
でも、よくクライアントに言われるのは、こんな言葉。
「手順なんかどんどん変えていいから」
「今のやり方を変えて、効率化をどんどん提案してほしい」
「あなたらしくやってくれたらいいの」
まずは、その現場を知ってから、
改善させてくださいとお話するのですが。
私達の理想は、クライアントの理想とは、また違う。
そこを肝に銘じながら、良い塩梅を探しつつ、今日も進みます。





















