ファッションジャーナリスト 髙はし賀子(高橋佳子)のトレンド記録

ファッションジャーナリスト 髙はし賀子(高橋佳子)のトレンド記録

ワールドワイドに

ファッション界のトレンドを

分かりやすく解説する 

ファッションや流行、その年のトレンドをジャーナリズムの観点から推察し解説する

ファッションジャーナリスト

髙はし賀子です。


こんにちは。
ご訪問下さり有り難うございます。

<このブログについて>
ファッションやその年流行っているもの、世の中の関心などを通して、日本を始めとした国々の経済や政治的、文化的な出来事の側面やその裏側を推察していきます。

また、私が携わっている仕事等も紹介等していきます。

<情報提供媒体>
産經新聞
日経MJ
日本経済新聞
東洋経済新聞社、
フジテレビノンストップ!
女性セブン
週刊女性

媒体のご関係者様
取材のご連絡は下記へ直接ご連絡下さい。

ファッションジャーナリスト
髙はし賀子(たかはし よしこ)
携帯:090-3086-6393
メール:fc.yoshiko0225@gmail.com

KEISUZUKI デザイナー 鈴木圭さんの追悼スピーチを最後の言葉としてさせていただきました



左:クリエイティブパートナーの白澤貴子氏 右:奥さまの寿枝さん


皆さんご存知のように、彼は「今を美しく生きたい」という高い意識を持つ女性が求める「半歩先行く美」をドレスに落とし込む能力を持つ、最高のデザイナーだったのではないかと思います。



彼は個人的に、ムッシュ・ディオールを大変尊敬されていました。一般人から程遠いクチュールドレスを、圭さんはご自身のフィルターを通して、本物を求める女性に響くドレスへと生み出していたのだと思います。






皆さんが感動されるのは、彼のドレスを着る度に日常に高揚感を持てるという魔法だったのではないかと思います。

彼のすごいところをファッションジャーナリスト的に申し上げると、一貫して、いつ着ても高揚感までまとうことができるドレスをつくり続けてきたという点です。KEI SUZUKIが生まれて間もない頃に私は出会いました。

彼の本物思考の優雅さは、今では白澤貴子さんを初めとして、業界の方々から憧れを抱かれる一般のお客さままで魅了しています。

ここまで成功したブランドで、お客様を一人一人愛し、時にドレスをもって美しさという面で影響を与え、そしてお客様からも同時に愛されて成功し続け、進化し続けたブランドは他に類をみません。これからは、妻の寿枝さんと、クリエイティブディレクターである白澤貴子さんとスタッフの皆様でKEISUZUKIを存続されるということになり、わたしは期待で胸がいっぱいです。

こちらで終わりの言葉とさせていただきます。

本日はありがとうございました。

※こちらを昨日2026年6月21日に横浜で行われた追悼式でスピーチをさせていただきました。



あなたは今朝、何を纏って家を出ましたか?

それはただの服ではない。
装いとは、自分を生きることだと私は信じている。

ある大学教授の友人がこう言った。「今求められる学者は、知性だけでなく、見た目のバランスも保てる人間だ」と。

高所得者ほど、装いに敏感だ。それは虚栄心からではない。

信頼と成功は表裏一体だと、彼女たちは知っている。自分の能力に見合った自分を演出すること——それは攻撃ではなく、自分を守る最も賢い方法だ。魅力的な人間を大切にするという、人間の本能を熟知しているからこそ、彼女たちは装いを怠らない。

選ばれる世界で成功していく彼女たちは、最終的には好きか嫌いかで判断される。そしてその判断を握るのは、装いが9割だ。

あなたは今日、どんな自分を纏って、世界へ出るのか。



先日、老舗服飾専門学校の授業へ、講師の応援がてら、ヒアリングをさせていただきに行ってきた。


第一印象は

「とても静か…だけど、ここまでだった?」


その違和感は取材で判明した…。



 

「感動できる力」が未来を切り拓く「クリエーション」に

老舗服飾専門学校の教師兼メンターに「今」の学生の大きな特徴について聞いた。

今の学生は多感な歳頃にコロナ禍を経験しました。とても過酷な状況の中、閉ざされた空間での活動や必要最低限のコミュニケーションが多かったこと、また、同時にデジタル技術が倍速以上に進化したことから、感動に結びつく経験のほとんどが「答え合わせ」になってしまいました。」


コロナ禍の3年でオンライン技術がおおよそ10年分は進化したと言われているが、実際にはそれ以外にも影響はたくさんあったようだ。

「生徒の成長を促すために出されている課題をAIを使用し提出する生徒も少なくありません。」

AIに聞けば膨大な課題が出るので有名な専門系の学校では、力を入れたい授業の課題やデザインに時間を多く割くことができるだろう。しかしながら、そんなことでは何のために学びにきているのかいささか疑問も感じてしまう

 

バランス感覚が長けている反面熱量の薄い学生も多い

デジタル化が進む中手間をかけた行動の再評価が、問題の解決策の一つとされている。


実際に見にいく(聖地巡礼も)

「手間」から生まれる感動

あえて、「はじめから」やってみる、など…


今、リアル回帰が溢れている。


必要なものが揃いすぎた今日、時間と手間をかけた「答え合わせ」のその先に、彼らの求めるクリエーションや心を震わせる「感動」、理想を叶える「自己実現」は実際に働き始めてからとなる。



 

大切なのは感動から生まれる実現意欲、そのための経験

この学院では、元KENZOのデザイナーと現在パリで展示会を行っている現役デザイナーが、講義する。




ファッションデザイナー、およびファッションに関わる仕事を目指す卵たちに向けた、より実践的な講義を行っている。


今回立ちあった講義の中から、筆者が、実践的なメソッドだと感じた感性を高める方法、感動力の高めかたの触りだけお伝えしたい。



 
経験をかたちに

リアル回帰の現代、「そこへ行き、自分の目で見て、体で経験する」が一番の感性・意欲の研ぎ澄まし方ではあるが、その先に一般人とクリエイティブを仕事とする人々との違いが存在すると、筆者は思う。


それはある一定のレベル以上で「経験を形」にすることだ。


※高田賢三氏が旅先で見た民族衣装を元に作られた作品©Liberte′ Kenzo


写真集をつくる、でもいい、そこに自分のオリジナリティをひとつ添えるだけで、クリエイティブな感性を磨くことができるのだと講義で話してくれた。


筆者もこのブログがその一端をなしていればと考えている。


引き続き、時代の動向を追っていく。


次回は、元KENZOの佐々木勉氏についての記事です!→その記事はこちら



  デザイナーが交代し、デザインが一新されたセリーヌ。



今、時代は「スポーティルック」が定番アイテムに組み込まれ、そこかしこに溢れています。


そんな中、他と画一された洗練を手に入れるにはこちらのコーディネートは参考にいかがでしょうか。



フィービー期、ミニマルで洗練されたスタイルがセリーヌで爆発的な人気で一才を風靡したが、その痕跡を残しながらデザインが一新。


Z世代にも支持されるスポーティカジュアルも楽しめるセリーヌに一新されました。



こちらは、エレガンスさを残していますながらも足元で一気にスポーティスタイルです。


 スポーティエレガンスで、最新ルックをアップデート


<ポイント>

ベージュテイストに今トレンドのスカーフとボクシングシューズでまとめている点と、真逆のものをあえて一緒のコーディネートで存在させることでかっちりし過ぎないアンバランスさがまさに今風。

また、全体を見るとベージュと白でまとめ上げています。



 一つ格上のエレガンスパンツルック

<ポイント>

まるで、アラブの衣装のように体のラインをカモフラージュし、揺れる裾がエレガンスな印象をより濃くしているこのジャケットパンツスタイル。

そこに、シンプルなシューズを持ってくることで、こちらはリラックスなムードを敢えて上品さに格上げしたCELINEならではのラグジュアリーなジャケットパンツスタイルです。


秋冬のアイテムがそろそろ届き始める今日この頃、今季のコーディネートの参考にしてみては。


 

 

 

同じネタで投稿する

 

他の投稿ネタを確認する

 

皆さんこんにちは!

 

今回はオールドマネースタイルをご紹介します

醸し出す上品さ

 

 

オールドマネーとは、育ちの良さをトレンドファッションではなく、上品な素材やコーディネートを通して体現する

 

という、育ちの良さが溢れてしまうトラッドファッションのコーディネートになります。

 

この背景は、ダウントン・アビーなどの海外ドラマにより、普段知ることができないイギリス・アメリカなどヨーロッパ圏の富裕層の生活が浮き彫りになるにつれて、このスタイルが徐々に広まってきているように感じています。

 

 

それに加え、ビジネスシーンのコーディネートが、クールビズから徐々に進化し、コロナもあり特にメンズのビジネスカジュアルが急速に需要が伸びた背景もあります。

 

いき過ぎたトレンドの揺り戻しからくるオールドマネーファッションの良さ

 

 

また、60年代70年代を幼少期に過ごしていた世代が「ノームコア」のスタイルになり、80年代頃から派生した80年代グランジスタイルになりトレンドが進んでいきました。

その振り幅があればあるほど、揺り戻しがあり、今回のようなクラシックだけれどもシックで品格があるアイテムとコーディネートが指示されるようになったということにもつながります。

 

それでは、ここからは具体的なコーディネートを見ていきましょう!

 

シンプルに、奥行きをつける

 

基本シンプルなのですが、今トレンドの無機質なシンプルにまで削ぎ落としすぎずに、あくまで「コーディネートをシンプル」に。

 

素材感は「照りや光沢も選択肢の一つに」です。

 

↑こうじゃなくて↑

 

↑こっちでもなくて↑

 

 

↑こっち↑

 

1枚目は、「ザ・ビジネスカジュアル」なんです。シンプルなんですが、ジャケットにシンプルなインナー。そして全大抵な色はモノトーン。モノトーンは今回のようにネイビー×グレーといった色のないシンプルな色彩ということです。素材感に光沢などなく普段使いがしやすそうなセットアップな感じのビジネスカジュアルです。

 

2枚目は、上質な印象ですが、全体の色合いがシンプルで簡素ですね。

 

 

グレーのボトムスにブラックと日本人の男性も特にパーソナルカラーで言うとブルベのサマーが多いのでこういった色彩が広く出回っています。がしかし

 

 

が、しかし3枚目がおすすめ。

 

コーディネートは色彩がグラデーションで豊かな印象です。パーソナルカラーはイエローベースのカラー展開ですが、色合いがブラウンのシャツにとベージュのパンツ。そして二つとも光沢感がしっかり感じられるリッチな印象です。

 

手軽に楽しむオールドマネーファッション

 

 

改善例1

 

出典:thedarkknot.com

一枚目の写真は、ネイビーもセットアップですが、ネイビーのセットアップスーツからネイビーのニットとグレーボトムスに変えると同系統の配色になり、軽やかでかつ大人な印象になります。

 

改善例2

出典:

これは、スーツのアイテムを利用できるオールドマネーファッションです。

ベルトと靴を同色でできれば同じ印象の素材で合わせると綺麗にまとまります。光沢感のあるスーツボトムスにつや感のあるニットオンリーのコーデが綺麗にまとまるポイントです。