ローマの下町といわれるトラステヴェレ。
石畳の路地。見上げると洗濯物。
こんな狭い路地をスイスイと車が通る。
サンはドライブ好きだけど、こんな恐ろしい路地なんか通りたくない。
まぁみんな車をぶつけても平気なんだろうね。
・・・と今、手元にNewsweek日本版2011.2.16日号があるんだけど、ベントレーの神通力が通じない街としてNY以外にローマも記されていましたわ。他には北京・ムンバイ(インド)・ラゴス(ナイジェリア)が挙げられていたんだけど、ローマよりもナポリのほうがひどかった・・・。まぁナポリは地方都市というくくりなのかな?
いってもココは下町。ベントレーが通ること自体がおかしいんだけど。
路地にはお店も出ていて、ピザやパスタとともにワインを楽しんでいるローマっ子。
歩きつかれてクタクタなサンはとうとう「休憩しよう」と申し出た。
当然、休憩を取ってくれるのかと思いきや「どうせワイン飲みたいだけやろう?せっかく案内してくれているのにそんな我侭言ったらダメ」との返答。
うそ~ん。そりゃ確かにワインには惹かれたけど・・・もうサンちゃん、一歩も歩けません。
ただ、お友達に「アトもう少しだから頑張ってね」と言われたら、我侭サンちゃんでも歩かざるを得ない。
“絶対に今日ワイン飲んでやる~!”と心に秘めながら歩いているとトラステヴェレのランドマークSanta Maria in Trastevere(サンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂)へ到着。
ローマで最古の教会のひとつと言われている。
(ちなみにサンはこの建物を「聖堂」とよんでいるが、ガイドブックによっては教会と示されている。
聖堂と教会の違いはなにか?と尋ねられてもキリスト教徒ではないので全く分からないが、自分自身を納得させるためにサンは「偉いさんの椅子があるか、ないかの違い」と位置づけている。偉いさんの椅子があれば聖堂、なければ教会と勝手に定義付けしているが、すべてのケースに当てはまるワケでもなく、考え出したらキリがないのでここら辺で切り上げることにします)
写真を拡大してみると聖堂の屋根の下にはフレスコ画が描かれている(が、残念ながら色あせて見えない)。
その下には、モザイクで描かれているのが「授乳の聖母」。
コレッジョ(本名アントニオ・アッレグリ:コレッジョは出身地)の「授乳の聖母」は見たことあったけど、この聖堂が再建されたのは12世紀。
イタリア人のコレッジョは16世紀はじめに活躍した画家だから恐らくこのモザイク画を見てインスピレーションをえたハズと想像してみる。
テラス部分にある像について、“アレは誰々で・・・”と説明を受けたんだけど全く思い出せないので割愛します。
(恐らく、ラファエロとかミカエルとか言っていたような気がしないでもない)
内部の写真。
内部の写真はこの位置から撮った写真しかないのです。
なぜ?ってもう、シンドかったから。
椅子に座りながら周りを見渡す。
これまた写真を拡大していただきたいのですが、中央奥のドーム部分には黄金モザイク画で「聖母戴冠」のシーンが描かれている。
その下には正面を向いている羊(神の子羊)を囲むように12匹の羊(12使徒)が描かれている。
更にその下に描かれているのは「聖母マリアの生涯」。
(恐らく・・・)向かって一番左がガブリエルの「受胎告知」(椅子に座っているのが聖母マリア)。
その次が「キリスト誕生」(ブルーの服の人-マリア-が寝そべっている)。
その次は「東方三博士の礼拝」(サンは「ヴィーナスの誕生」を描いたサンドロ・ボッティチェッリの「東方三博士の礼拝」が好み。聖母子の前にひざまずくのがパトロンであるコジモ・デ・メディチ。“けっこう気を使っているのね”と応援したくなる。ちゃっかり自画像も描かれているんだけどね)。
一番右が日本で言う「お宮参り」・・・みたいなものかな?
(間違っていたらゴメンね)信仰深い人たちがお告げに導かれて教会にきてみたら「お宮参り?」に訪れていた聖母子に出会い、抱かせてもらっているところ。
なんか、昔そういう話を本か何かで読んだ記憶があるんだけど、それがこの絵に当てはまるのかはチョット自信ない。
チャント前に行ってしっかりした写真を撮れば良かったんだろうけど・・・何しろしんどくて・・・。
そもそもこの聖堂がココに建立されたのは、紀元前38年、突然油が噴出したという「奇跡」が起こり救世主の現われだ・・・という“世紀前救世主伝説”に基づいている。
その由来となった場所も教えてくれたんだけど、写真を撮っていないバカなサン。
せっかく教えてくれたのにもったいないことです。
聖堂の前には広場があり噴水のたもとで憩いのひとときを楽しむ方々・・・
を尻目に路面電車トラムに乗車し、次の目的地に向かう強行軍サン一行でした。
それでは、次号をお楽しみに~。Buonanotte!
(ご注意)まったくの思い込みで書いている部分もありますので、旅行の参考になさらずに~

