美容技術の進歩を阻んで切るのは 「二次元脳」という錯誤です。
「二次元脳」というのは 視覚情報を脳に記憶するとき、網膜を通して記憶するために 平面(二次元)として認識しているという錯誤です。この錯誤に気づかなかったために オーダーメイドができなかったのです。
つまり、テレビや、スマフォ、映画を見ているように 平面として記憶しているのです。立体を見ているのですが、二次元として認識しているために 目に見えている視覚情報を基にして採寸すると 奥行を創る長さが足りなくなってしまい、サイズが小さくなってしまうのです。
しかし、自分自身の脳に 「ゲシュタルト崩壊」が起き、錯誤が起きていることに気づいていないので お客様の顔が大きいのだという結論になるのです。
「似合う」という結果を出すためには この物理的錯誤を解決することが重要なのです。
デジタルカメラを使って写真を撮り、客観的に見直してください。自分自身の思っている仕上がりと驚くほど違っていることに 気づくでしょう。そして 自分自身の視覚情報の間違いに気づくでしょう。
自分の思い通りの仕上がりを実現するためには 自分自身の視覚情報の錯誤の原因を知り、解決すればよいのです。
それが 「二次元脳」という錯誤です。この錯誤を解決すれば 簡単に思い通りの仕上がりを創ることが出え切るようになるのです。
解決策をお教えしましょう。
ズボンのウェストサイズが 3センチ刻みだということを 知っていますか?なぜ、3センチ刻みなのでしょうか?
それは 目に見えている1センチの違いが 立体にしたとき、3センチの違いになるのです。
これは パネル状にした毛束を1センチ長くした状態です。
これは 1センチ長くしたパネル状にした毛束を立体にしたイメージですが、一部分が増大しただけで、相似形にはなっていません。
では相似形にするためにはどうするべきなのでしょうか?
このように縦×横×奥行を足さなければ、相似形にはならないのです。つまり、相似形にするためには 平面上に見えている長さの3乗を加えれば解決するのです。
洋服のサイズが3センチ刻みになっているのは サイイングの基本の解決策なのです。
データ美容でオーダーメイドができるのは こうした脳の錯誤を解決しているからなのです。こうした改善方法を学んでみれば 驚くほど採寸結果に違いがあることがわかると思います。
切りすぎることがないので デジタルカメラを使って仕上がりを見直した後、不必要な部分を取り除くことができ、よりフィットした仕上がりを実現できるのです。
また、フィッティング(不必要な部分を取り除く作業)を経験すれば 更に知的財産が増え、固定客獲得に弾みがつくようになります。
「お客様のクレームが スタイリストを育てる。」という考え方は フィッティングを通して試行錯誤ができるという貴重な体験によるものなのです。
毎日が「学び」の連続なのです。楽しいですよ!