旦那「覚悟してくださいね」
突然の言葉に私はポカーンとしていました。
旦那「来週の連休はうちの母に会ってもらいますから」
結婚前の儀式?はたまた登竜門というのでしょうか。
私の両親は既に他界しているので、旦那にはこの不安と緊張は分からないでしょう。
うらやましいというか、うらめしいというか複雑な気持ちです。
義母とは電話で何回か話はしていたものの、実際に会うのは初めてです。
昔結婚前提で付き合っていた彼氏の母親とも仲良くやれていたので、きっと嫁姑バトルは避けられるんじゃないかと思っていました。あとになって甘かったと認識しますが。
義母は住み込みで働いています。なので旦那とは別居です。
地元から買ってきた菓子折りを持って旦那の車に乗り、義母と待ち合わせている駅前に向かいました。
旦那は母子家庭。今年64歳になる義母は、ひとりで旦那を育ててきたのだと聞いていました。
色々迷惑かけたし老後は面倒をみなくてはいけないと旦那は考えているようです。
なので同居になるのだろうと考えていました。
駅での出会い。大きな買い物袋を両手にいくつも抱える
義母らしいおばさん。普通に、挨拶。
勢いのあるひとだなぁと思ったくらいで感じはよかったです。
しかし義母は、いきなりご立腹。なぜかといえば
約束の時間より1時間早く到着し、
ずっと待っていたからだそうです。
約束の時間通りに来た私たちに落ち度はありません。
義母「なんで早く来ないのよ!
待ちくたびれたじゃない(,,゚Д゚) 」
念のためにもう一度書きます。
約束の時間通りに来た私たちに
落ち度はありません。
義母は後部座席に座り、助手席に私、そして旦那の運転で食事に行くことになりました。
最初の予定では焼肉にでも行こうということだったのですが…
義母「待ちくたびれてストレスがたまったわ!
ストレス解消のためにカラオケ連れてってよね(,,゚Д゚)」
旦那「カラオケって…飯はどうすんだよ(;´Д`)」
義母「待ってる間にパンをたくさん買ってきたから
カラオケで歌いながら、
パンを食べればいいじゃない(,,゚Д゚) 」
いきなりげっそりする旦那。
義母の手にあった大量の買い物袋の中身は菓子パンのようです。
義母「ねぇ、美月ちゃん。甘いパン、好き?
たくさん買ってきたから食べてね♪
私たち、
嫁姑みたいな関係じゃなく
友達みたいに仲良くやって
いこうねー(´▽`)」
そして途切れることなく話しかけてくる義母。
義母の言われるままにカラオケ屋に行くことになりました。
旦那が受付で手続きをしている間
私は近くにある自動販売機でお茶を購入することにしました。
旦那の分と私の分と義母の分で3本ですね。
…1本目、2本目、3ほ・・・
義母「わたしー
ビールにしてね(,,゚Д゚)」
今、午前11時です。真昼間からアルコールですか…
でもまぁ、私の父もビールを飲むことはありました。
嫌そうな顔をする旦那を不思議に思いつつビールを一本購入しました。
ちなみに私はカラオケは得意ではありません。
ストレス解消で親しい人と一緒に行くか一人カラオケをするくらいで、
仲間を誘ってカラオケに行こう!なんてことはしたことはありません。
誘われて行ったっ場合、一曲、二曲義理というか義務感で歌う程度。
なので、今回も例外ではなく、歌いたがる人=義母が居たせいもあり
一曲も歌いませんでした。
もしかしてそれが悪かったのかもしれません。
それとも、もともとかもしれません。
曲の合間合間に話しかけられました。
そして、言葉を考えながら丁寧に返事をしたつもりです。
それが気に入らなかったのでしょうか、突然切れだしました。
義母「暗いわね!
なんでそんなにクールなの?
私のほうが子供みたい」
クールといわれたことは何度かありましたが、
それで責められたことは初めてです。
義母「あなた男性経験豊富でしょ?。
なんで、あなた私の息子に目をつけたの?
私には分かるわ。
たくさんのお客さんと接してきたけどこんな人いなかった!
その目つき普通じゃないわよね、ぞっとするわ。
どれだけの修羅場をくぐってきたのかしら?」
義母の中では私は極道の姐さんのようです・・・(;´Д`)
義母「なんで今まで結婚しなかったの?
できなかったんでしょ?
してもらえなかったのよね!当然だわ」
うーん??ふられたこともあったし、ふったこともあったし…
というか今までの付き合いをどうこう言われる覚えはないのですが…
結婚なんて縁ですし、私の同世代(30代)の友人は
結婚していない人のほうが多いです。
義母「男をだまし続けて
前の彼氏さんの親御さんも可哀想…
挙句に、うちの息子まで騙して
酷い!!
酷いじゃない!!」
・・・???(・∀・)
義母の中の妄想が膨れ上がりエキサイトしています。
なにがどうして騙していることになるのか不明です。
合間合間に返事しようとするのですが、聞こえないのか自分の言いたいことを言いたい放題です。
というか、妄想が暴走しているという感じでしょうか?
■■■■■警告■■■■■■
暴走モード突入
■■■■■警告■■■■■■
義母「トイレ行ってくるわ(,,゚Д゚)」
部屋を出て行く義母。
( ゜Д゜)ポカーンとする私と旦那。
義母はすぐ戻ってきて、笑顔でカラオケに曲を入れます。
義母「みぃちゃん、こうちゃん(旦那)をお願いしますね。
この子には本当に苦労をかけて…。・゚・(ノд`)・゚・。」
は・・はぁ・・・
先ほどの妄想暴走は何処に行った?という優しい口調で涙ながらに語りかけてきます。
そして何曲か歌い終わり
義母「ふざけんじゃないわよ!
私の大事な息子を利用しようとして。
都合のいい男が現れて
好都合とか思ってるんでしょう!?
私には、わかってるんだからね!」
なにが分かっているのかさっぱり分かりません。
ある意味、迷言です。
■■■■■警告■■■■■■
暴走モード突入再び
■■■■■警告■■■■■■
義母「トイレ行ってくるわ(,,゚Д゚)」
そして鬼顔の義母はトイレで何かを落としてきているのか
仏顔をして戻ってきます。
義母「みぃちゃん、この子には寂しい思いばかりさせて…
いっぱいいっぱい愛してやってくださいね。・゚・(ノд`)・゚・。」
これが3度繰り返したとき私は本気で思いました。
ああ、もう、この人
オカシイのだ
この回転扉のような替わり方は
まるで2重人格。
狂っているとしか思えません。
母子家庭での一人息子の母親は嫁が現れるとこうなるのでしょうか?
散々名誉毀損、侮辱罪で訴えられそうなほど私を罵倒したあと義母はニコリと笑いました。
義母「みぃちゃん帰る?」
と鬼顔の義母が私に私の鞄を手渡します。
少なくとも今は、この場は離れたほうが良いと判断した私は
席を立とうとしました。
義母「500万置いていってね
即金で(・∀・) 」
( ゜Д゜)
( ゜Д゜)
( ゜Д゜)ハァ?
このときの私の気持ちが皆様に伝わるでしょうか?
いきなり500万払えと?脈絡も無く。
何故私が500万払わねばならないのか?
どこのぼったくりバーですか(;´Д`)
義母「2人で好きなところにいっちゃえー(・∀・)クスクス」
しばしの沈黙の後、旦那が口を開きました。
旦那「500万て数字何処から出てきたんだ・・・
俺が世話かけた金額か・・・?」
義母「世話かけた金額?それだったら小さいころからよね?
500万どころじゃないわね。
何千万よ!」
私 「お金が欲しいんですか・・・」
義母「ウン(・∀・) 」
なんかもう呆れ果てて、
立ち去ろうとした気持ちも忘れてしまっていました。
以下は義母抜きでの後ほどの会話
旦那「アルコールが入らなきゃいい母なんだけどな(;´▽`A``」
この台詞のあとに続くのがこれです。
義叔父「常にアルコールの臭いをプンプンさせてるけどな!(,,゚д゚) 、ペッ 」
それって…
常にだめ
ということなんじゃないですか?(´д`;)
ちなみに
今回の会話中に飲んでいたアルコールは
500mlのビールを一缶です。
義母「酔っ払いのたわごとだと思ってるんでしょ?
ざーんねんでした
私は酔っていません♪」
…だ、そうです(・∀・)
