トリナソーラーというと中国の大手の太陽電池メーカーですが、事業拡大の一環としてメガソーラーの建設や運営も手掛けています。今や世界各国でのメガソーラー開発を手掛けており、日本も対象国の一つとして既に60MWを稼働させ120MWが建設中とか。石巻では連系出力10MW(パネル出力14MW)のメガソーラーを稼働させたようです(「設計時にO&M担当者も議論」、石巻のゴルフ場後に見るトリナ・ソーラーの太陽光開発)。
記事を見ると、発電所はその土地の形状に合うように設計され、タイトルにあるようにOM担当者を設計時にから参加させて、保守の行い易さも考慮しているようです。なかなかしっかり設計しているようで・・・。しかし、「こんなの日本の会社じゃぁ当然じゃぁないの?」と突っ込みを入れたくなります・・・が、最近は日本の会社でもいい加減な設置をした太陽光がよく見られるので、何も言えなくなります。本来、こういう細かい設計ができるのが日本人の特長の一つだと思っていましたが、それを海外の、しかも中国の会社にドヤ顔されるのがツライ。
ただ、記事の写真をよく見ると、少しバラついた設置のように見えますね。架台もちょっとヤワそうだし。結構あちらこちらコストダウンしていますね。日本の会社なら(良い会社なら)もっとしっかりした設置をしそうですね。もちろんその分コストアップにはなります。中国の場合は、適度にしっかり作り、後はうまくコストダウンしたということですか。そのあたりはうまいですね。さすが中国人。
パネルの製造では既に日本は中国に負けてしまって、発電所事業分野でもこの調子じゃぁ、日本は勝てるのかな?
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