久しぶりの学校 | しるくらし。

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学校へ行かない選択。
子どもとの関わりなど。

発達や生きづらさの話しなど。

名古屋市内にて不登校の親の会を開いています。

対話、安心できる温かい場にしていきたいです。

行政がやってる訪問型の支援を受けるために、

面談へ行ってきました。


息子も一緒に。

(翌一時間も耐えたよ。。)


利用するため教育委員会に問い合わせ

在籍校での面談

(スクールソーシャルワーカーと)

利用に相応しいか審査

ここからもまたそれなりに手順が必要・・・


で、今日は

スタート地点である、在籍校での面談に出かけてきました。



学校文化って本当に独特で、

学校へ行けてない=子ども(またはその親、家庭)に問題あり、


と見なされてしまいがちなんだなぁと

実感しました。



大人の思う子どもらしい子でいないといけないし、

振る舞い、

言動、全て、

その枠の中に納めたい大人と、

そこにおさまろうと頑張る子。


はみ出てしまうと、

それは素晴らしい個性、ではなく、

しつけがなってない、とか

直さないといけないところとして

ネガティブに捉えられてしまう。


捉え方次第。

それがその子のとっても輝くところだったとしても。


そんなユニークな個性を

親と一緒に面白がってくれる大人がいない。


一時間の面談。

言いたいことは山ほどあったけど、

ほとんど何も言わずに帰ってきてしまった。


なんか無力感。


学校って文化の中にいるとその異様さにも気づかないだろうし、

住む世界が違うんだなぁ、、と

思ってしまいました。


ここに関わると自分がしんどくなるな、って

私は逃げたくなった。


子どもが学校を離れて長男の時から9年は経ってるけど、いまだにこんな感んじです。


そりゃ不登校なって日が浅いとしたら

親は狼狽えるし

病むよね、って思います。


学校文化の圧が凄すぎるもん。




学校ともうまくやれたら、と思ってたけど、

難しいいなぁ、、

と正直実感しました。

(あくまで今の在籍校との関わりの話)


この土地に独特の文化があるのかも知れませんが。


それとも・・

私がもうかなり変人の域に来てるだけかも知れませんが。


大多数ではなく、少数派であり、

社会の大多数派からみたらだいぶ偏ってるってことです。


じぶんにとってあたりまえにやってること

(当初、誰も教えてくれなかったでしょ?

だから生きてくために調べるしかなかったし、

自分でどうにか切り拓いてくしかなかった。)


そして、横のつながりができ、

学校外の選択を知り、

いろんな考え方を知り、

子どもを広い視点で見られるようになり、

自分の常識を疑った。


そこからようやく始まった。


だから大多数はでは悪とされていることでも

「本当にそうなの?」と疑い、

そこに子の意図があることを知ろうとした。


本当に一人一人違うし、

型にはめることなんてできない。


その子を見ないと、何が正しいなんてわからない。


そんな当たり前のそんな自分の信念が出来上がっていた。



「お母さんの情報収集すごいですね」って言われたんだけど、


いやいやいや・・

自分で開拓しないと生きてこれなかったんだよ。。

これ、行政さんもやってくれたら、

保護者こんなに悩まんでもええんやん。


って思いました。


行政として、

形だけは何かやってます風味を出してるけど

9年前とさほど変わってない。

と思ってしまうのです。。。